をKickstarterで支援したのである。
私が幼少の頃はベープマットという鮮やかなブルーの切手大のシートを電熱器で加熱することで室内の蚊を退治していた。特に寝るときなどに。
鮮やかブルー |
このベープマットには有効成分が含侵されており、加熱することで蒸散する仕組み。
時代は移ろい毎夜交換しなければならないベープマットはリキッドをタンクに詰め込んだ形式となり、数十日間使えるようになった。便利になった。
一方であの鮮やかブルーの”板”は廃れてしまったようである。なぜか惹かれるだけれど。
個人的趣味で夏場の山中をうろつくということがある。当然、蚊問題が生起する。常に。
下手をすれば蚊柱にも遭遇する。これはかなり怖いことなのである。
これまでは”どこでもベープ”などを携帯していたのだけれど、何気にファンの音が気になってしまう欠点があった(製品ではなく私自身の問題)
で。今回出資したのがこれ。
EMR10 |
NITECOREのEMR10である。
有志の個人のプロジェクトではなくて、NITECOREというフラッシュライト界隈では十二分に有名なメーカーである。
昨今はフラッシュライトに止まらず様々な製品を送り出しているので油断ならないメーカーなのである。
そこがクラウドファウンディングというスタイルで世に問うのがこれなのである。
元々、携帯型蚊取り器で似たようものがある。
どこでもベープのような製品もそうなのだが、見た目も似ているのがサーマセル(THERMACELL)である。但し、サーマセルは電池ではなくてブタン燃料を用いた触媒加熱型(と思われる)である。
サイズが合わないなどの可能性もあるけれど気にしないのである。加工してでも使うのである。鮮やかブルーを懐古しつつ。
そして、このEMR10は超音波の発信機能も付いているのである。
最近、蚊よけとして超音波を利した製品を見かけるが効果はイマイチはっきりとせず、評価が定まっていないと所感していたが、これはこれで面白い。
問題があるとすれば、投資の対価である製品を手にするのが早くても8月の終わり頃だろう、という点。日本の夏は終わりかけ。
到着した暁には試用してみるのである。