2014年9月6日土曜日

ペリカン 新型スーツケース


Pelican ProGear™ Elite Luggage

http://www.pelican.com/luggage/

これはどう見るべきか迷う事案である。
コンシューマー向けに日和見になったのか。
ひょっとしたら経営方針の転換なのかも知れない。



でっぱりのないラッチ。
いや、出っ張っていても良かった。壊れさえしなければ。ペリカンケースって今まではそういうものだった。
しかし、形状としては凹凸が少ない方が収まりがいい。

鮮やかなカラーバリエーション。
マッドな黒色だけではなくカラフル。
日本人の感性だと少しキツい気もするけれど。
黄土色の汚泥や白く残る擦過傷が、やたら目立ってしまうあの“芯まで黒い”のがペリカンケースの特徴だった。
しかし、(仕上げが)美しいものは良いものだ。

他人と持物が被るのが嫌な天邪鬼で、ペリカンケースに対して妄執にも近い信奉を抱いていることからペリカンケース保守派とも言える私からすれば、複雑な心境になってしまう。

しまうのだけれど、それは最初の瞬間だけであり、一瞬の後には購買意欲が伸長してくる。

パッと見、普通のスーツケース(でもないか)で技術はペリカン。ペリカンのこれまでの実績で確立された性能を持ったスーツケース。これは買わない、という判断をする方が難しい。

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