2014年12月29日月曜日

富士通ゼネラル プラズィオン DAS-15C-B

いわゆる脱臭機です。

いろいろと臭いがある。
その脱臭目的で購入。設置は自室。

結論としては性能は充分。
臭いは緩和される。
音も割と静か。
メンテナンスも楽。

空気清浄機は選ぼうとすると選択肢が多い世界。
イオンだとかプラズマだとか、似非科学なのかプラシーボなのか分からなくなる。
また、妙に高価だったりしてブランドバリュー的な戦略的付加価値で下駄履きさせられている感もあり。

そんな中で地味ながらも実直な造りなのが本機。
値段の乱高下もあるようだけれど、概ね1万ちょいで買える。
変なプレミアコストを負荷されていない。

というようなことは先人たちのレビューにもあること。
例によって気になった点。

●運転音
通常時はファンの音なので、まあそれなりに音はする。
静音にすれば気にならないくらいの音にはなるが、これは主観。
置く場所にも左右されると思われる。私はちょっと高い位置なので音が気になりやすい。
また一定の運転時間を経ると自動メンテモードに入るのだけれど、ここでカチカチ音がする。
あれ、なんかやってるな?という感じ。そのうち終わる。

●フィルタ
吸気サイドにメッシュフィルタが装着されており、取り外して水洗いができる。
できるんだけれど、このメッシュフィルタはつづら折り状(平面じゃない)になっている。
また素材的に薄く繊細。
あんまりガシガシ洗うと破いてしまいそうなのである。
まあ、裏側から水を掛けるだけで付着した塵芥類はサッと落ちるけどね。
メンテもこのフィルタだけなので楽ですな。
意外と緻密で埃をよく捕捉してくれる。

そういやエアコンも富士通ゼネラルにしたし、知る人ぞ知る、と言えばメーカさんに失礼なのだけど、実直で良い製品を作っているように感じた次第。
プラズマクラスターだとかナノイーだとかに食傷気味の方には是非。

2014年12月15日月曜日

GT-Air 二度目の冬

ヘルメットの実力、特に快適性は真夏と真冬に感じる。
二度目の冬の所感を以下に。

●眼鏡着用者はやっぱり曇る(眼鏡がね)
ピンロックシールドはホントに曇らない。こりゃすげえ。
しかし、眼鏡が大いに曇ります。
インナーバイザーも当然、曇りますけど通勤時間帯は暗いので使うこと自体が無かった。
眼鏡が曇るのは、呼気が上がるからだけど、これの対策がない。
アライにはピチっとした良さげなのがあるんだけどね。
SHOEIはなんだか呼気を下向き排気する?タイプのオプションがある。
が、冬場はネックウォーマーは巻いてるしウェアの襟も高め。
結局、呼気が上がるんじゃないかねぇ、と疑問。
まあ、眼鏡野郎の悩みです。

●重さは慣れる
当初は重さを感じたものの、今は気にならず。
単に私の感受性が低いだけの気もしますが。

●通気性
本領は夏に発揮されて欲しいけども。
頭頂部、顎部、ともに通気性は良好。

●収納性
NC700Xのメットインに入るには入るんだけど、
頭頂部のベンチレータが若干、キツめ。
車載工具をリアシート下に移動、車検証も底部に置き直して、少しはマシに。
あんまりギチギチだとそのうちベンチレータの部品が割れそうで怖かったので。
ちなみに頭頂部のベンチレータは「閉」にした方が収まりは良い。

総じて良いヘルメットです。
全体的にデカいとかそういう不満はあるけれど、まあ安全性と快適性は上手くバランスしている。国内メーカーがニーズを狙い定めて作り上げた感じですね。


2014年12月11日木曜日

iphone6 のケース。

iphone6が手元に来た。
当然、SIMフリーモデル。

本体の良し悪しについてはそれこそレビューが山のようにあるので割愛。

こういう新しいガジェットを入手する度、その携帯方法をあれこれ考えさせられる。
なにしろ高価な製品なので、その保護には努めて留意せねばならない。

ガラケーとの二台持ち、という状況を鑑みて選んだケースがこれ。
実態(二台持ち)に合致する。















iphone本体はエアージャケットなる薄手で造りの良い樹脂製のケースを装着済。
といってもこれは「繋ぎ」のケース。
なぜかと言えば、そうあれがあるからである。

ケースといえばこれ。ミルスペックもクリア。


ペリカンのヴォイジャーケース。これ。

ただでさえデカい6を更にデカくする魔法のケース。
アップルが技術の粋を集めて薄く仕上げた6を分厚い物体に変えてしまう禁断のケース。
丸みのあるガラスを採用し、ラウンドを強調したデザインである6をペリカンデザインで覆い尽くしてしまう迷いのないケース。
耐衝撃だとか耐粉塵だとか、まあいろいろ付加機能はあるんだけども、とにかくペリカンデザインになってしまう。
要するに筐体はペリカンデザインで中身がiOS搭載のスマートフォン、という状態に。
アップル渾身のプロダクトデザインは台無しになってしまう。ジョブズも草場の陰で泣いてるかも。

ともあれ、ケースといえばペリカンなので他の選択は無いのである。
今回はotterboxも良かったけどね。
しかし、ペリカンはなにしろ売ってない。
国内の代理店はどうにもこうにもならない。
そりゃ、私が店主でも極一部の信者のために輸入しないけど。
ということで、海外通販すべく彷徨中。

ダブルボーダー Extreme Prejudges

1987年の映画です。監督はウォルター・ヒル。
初見時はテレビ放映だった(20数年前だったかと)
それより少し前に“V”というアメリカドラマを見ていた。
内容はともかく、いわゆる味方側なんだけど悪の臭いが濃厚な登場人物が居た。
それがマイケル・アイアンサイド(ハム・タイラー役)
悪(ワル)の臭いが濃厚
















その強烈な魅力に憑りつかれていたところにダブルボーダーである。
ダブルボーダーでの役回りは“死んだことになってる少佐”であり、
“同じく死んだことなってるくせ者揃いの特殊部隊”を率いている。
Vでもそうだったように、冷徹で手段を選ばない手練れなキャラクターである。
アイアンサイド氏はこういったプロを演じることが多いように思います。
映画の内容とか俳優は詳しい方のレビューがたくさんあるかと。

で。
このダブルボーダーという作品。
長らくDVD化されずに放置されていた。
「たのみこむ」で請願も立ち上がったりしていた。
なんでも権利関係が複雑だったようですな。
一時期は常々注目していたけれど忘れたり。そして思い出したり。
とりあえずサントラは米アマゾンから入手したり。
半分以上あきらめていた、というか忘れていたら突如出現。
しかも、TV放映時(フジだったようです)の吹替版も入ってる。
アマゾンで見つけた瞬間に1クリックで注文する、を押した。

二十数年ぶりに見てみると。
ポール・ハケット少佐ことアイアンサイド氏の声は小林清志さんなのですがね。
が、これが超絶マッチング。
銀行強盗を計画するシークエンスがあるのだけれど、ビシビシと指示する感じがたまらなくいい。

この映画がきっかけでアイアンサイド氏への思慕は確固たるものとなり、いわゆるファンになった。
ハケット少佐というキャラにも相当入れ込み、理想の上司だと奉ったり。
最終局面でハケット少佐の本音が吐露され、かつそれが理解されず、むしろ裏切りとされ争いが起こるのだけれど、入れ込んでいた私はハケット少佐の想いとシンクロできた。それは慢性疲労のサラリーマンとなった今こそ更に理解が進むし、やっぱりそうなんだよ、分かってますよ少佐!となる(相変わらず入れ込んでる)


ちなみに、劇中でハケット少佐が巻いている腕時計はブライトリングのコンパスというモデル
(Breitling Compass)

実は文字盤を開けると方位磁石があるギミック時計













インターネットも無い時代に必死で調べた記憶がある。
当然、欲しい腕時計としてリスト上位に上ったものの、当時は経済力無く断念。
子供の頃とは桁違い(といっても数千円と数万円の違い)の小遣いを運用する大人になった現在。
改めて腕時計を探してみると、案の定無い。
そしてブライトリングはブルジョワジーな方向を持ったブランドとなっており、給料一ヶ月分を突っ込んでも買えないモデルも多い。
つまり身の丈に合ったブランドではない、ということですね。
大体、ハケット少佐のモデルはもう無いし。
ハケットごっこはできなくなったなぁ。