http://stayblcam.com/
要するにステディカムを実現するための揺動緩和装置ですね。
最近では、ステディカムが商標であるためかカメラスタビライザーとかいうみたいですな。
早い話がヤジロベーの上にカメラを置いて歩いたりしてもカメラが揺すられないようにするアイテムです。
自在かつスムーズに動く部分を基点にして上にカメラ、下にウエイト。ウエイトは当然カメラと釣り合うようにする。釣り合うように、といってもアームの長さを調整したりと製品によって色々。
その昔の青春時代に映画とか映像とかを撮ったりしていた人間にとってはステディカムというのは、そりゃあもう憧れの装置だった。だってプロ用だもん。
カメラスタビライザーが比較的安価に出てきたのは知っていてもいまいち踏み切れないのは、まず価格。その安っすいユニバーサルジョイント程度の関節に曲げただけの板金を付けてその値段かよ、みたいな。
市場がいわゆる玉石混淆になってしまっている。非常に選びにくい。価格面から攻めようとすると。
で、パッと見、素敵なアイテムがゴロゴロと転がっているけど製品化はおろか生産計画の目途すらついていない人柱専用ともいえるキックスターターを眺めていて見つけたのが、ステイブルカム。
形状が良い。折り畳み傘みたいに真っ直ぐな棒状。伸縮する。
肝心の自在関節部が良い。油塗っても良さげだし。全体のバランスというか造りも大事だけれど、この関節部分が渋いと全く以て論外なのでここは重要。
ほぼ一目惚れ。ということで購入ならぬ出資。
出資とはいえ、製品はいただけるので購入に近い。いや製品が頂ける、という点は確約ベースじゃない。やっぱり出資だな。
プロジェクトは順調に進んでいるようだけど、どんどん遅れが出ている。既に生産工程に入っているが、樹脂部分がイマイチだとかで工程にリスケが掛かったりと8月が9月、9月が10月と出荷予定日は伸びまくり。
キックスターターでは半年くらいの遅延は当たり前の世界観があり、まあ生産管理は素人であるアイデアマン自らが段取りやら手配やらやってるワケで。そこは暖かく見守らなければならないところ。
投資や出資とは無縁のサラリーマンがこういった成長と成功を見守る的な高い位置取りをするとは思わなかったですね。いや、実際には伸るか反るかの博打ですけどね。ヒヤヒヤもんです。
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