ライターとしてはIMCOスーパーとかいうらしい。
今から20年くらい前。
IMCOのライターってあるとこにはたくさんあった。
それも安価で。
買った個数でいえば両手じゃ足りない。
全く同じものを買っていた。
壊れやすいかといえばそうではない。むしろ壊れたことはない。
安いので買っちゃうのだ。
しかし引っ越しやら何やらで殆どが散逸してしまい手元には残っていない。
このライター、軍需が根っこにありシンプルで洗練された構造と評されているが、実にメカニカルなのだ。
発火石の交換なんかはダイナミックな変形を思わせる。
少し前になってIMCO熱が古傷が痛み出すように再発してネットで捜索。
その結果は在庫払底。むしろプレミア価格。
生産終了となったようである。
血眼で探し求めるも結論は“無い”
甦った物欲も潰えた。
で。
先日、ふと検索してみると“有る”
表面が滑らかになった気がする。 |
日本の柘製作所という素晴らしい
オリジナルはオーストリア製なのだが、今回は中国製。
オリジナルは真鍮製+メッキだけど、今回はステンレス製。
お値段は、まあ趣味ライターとしては妥当な値段かと。
なによりも一部では熱狂的な支持者が居ると思われるにしてもこのご時世に喫煙具としてのライターを復活させたことに怖いくらいに男気を感じる。
きっと柘製作所の社員の中に相当な熱血漢が居たのだろう。
ということで勢い余りつつ柘製作所に敬意を表してIMCOスーパーを正、副、予備の三つ注文した。
私は煙草を吸う理由がライターを使いたい、という手段と目的が反転している喫煙野郎なので今後、生涯分のIMCOを備蓄していくことになるだろう。
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