2014年4月28日月曜日

ナメクジ殲滅戦2014 スラゴとなめくじドライ

連中が活動する時期となりつつある。

今年のベース戦略は当然、スラゴ。

昨年、冬の入りに散布したスラゴは随分と長い間、表土に留まっていたが、
知らぬ間に消失していた。もう寒かったので連中が食べたのではないだろう。

さて。作戦は以下。
連中の隠れ場所・食糧になる雑草を枯らします(除草剤)

とりあえずスラゴを散布することに。

ならば!
スラゴ大人気!食べる食べる!ダンゴムシが!!
美味しいんですね。スラゴ。
ナメクジよりもダンゴムシが集ってますな。

肝心のナメクジも散見され始めております。
まあ、あれですな。出始めのナメクジのデカいこと!
とはいえ、スラゴも食べてます。
食後についてははっきりとは分からないけれど、
額面通りの効能があるのなら、地中に戻った後に死亡するはず。

で、スラゴ散布というのは地雷のようなもんです。
食べなきゃ効かない。当たり前。
直接目撃したナメクジを殺したい場合には役に立たず。
こういった地道な掃討も絶対数削減には一定の効果があると信じたい。

ということでダイレクトアタック系の薬剤を吟味。

ナメクジの特徴を整理しておくと:
●噴霧された薬剤を体表層ごと“脱ぎ捨てる”
●有効毒に接触すると速度を増して脱出。
●一見、動きが止まったように見えても水分(雨)に触れると復活。

液体系の薬剤はこの特徴と相性が悪い。
散布界を広くせねばならず、効率も悪い。
また忌避効果を謳う製品が多いが、ナメクジは脚面の粘液の上を這っているのでイマイチ効果が薄い。
*全て個人の感想です。

ちなみに、ナメクジの誘引効果として最も高いのは同じナメクジの死体だと思う。
薬剤処理せずに潰したりして殺すと、数時間後にはそこに新たなナメクジが。

しかるに、一瞬で動きを止め、速やかに毒殺できるモノが望ましい。
選ばれたのは「なめくじドライ」

ムース系の噴射タイプ。
小林製薬の「きずドライ」みたいなものかと思ったらちょっと違った。
噴射後直ちに非常にキメ細かく発泡する。
噴射範囲はかなり狭い。ピンポイント噴射。よく狙え。
そして!ナメクジの動きが一瞬で止まる!
謳い文句に偽り無しの清々しいまでのパフォーマンス。

体表層の脱ぎ捨てを試みる猛者(ナメクジ)もいるが途中で止まってしまう。
基本的にナメクジ全体を覆うくらいに噴射するよう推奨されているが、
そこまでは必要ないかも。
どちらかというと頭部から全長中程までで効く。
今まで、薬剤を浴びたナメクジの七転八倒をぼんやり眺めて死亡確認してたけど、これは違う。

欠点としては値段の割に容量が少な目というところか。
一回の噴霧量は大したことないけれど、何しろ数が多いからね…。

正に必殺の威力。
憎悪の鉄槌として、これほど頼もしいものはない。

スラゴとなめくじドライで今年は奴らに地獄を見せてやろうじゃないか。


4 件のコメント:

  1. スラゴを撒いて1週間。昨日10匹くらい殺った。今日、徹底的に捕殺したの50匹くらい。スラゴを撒いた横に固まってうねうねしてた。スラゴの効果がまったく感じられず、他の薬剤をけんとうしています。去年、ナメクジカダンを撒いた時は効果絶大だった上に今回のスラゴも期待したのだが・・。大丈夫か?スラゴ。結局、食べてないのか?

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  2. 匿名さん:
    スラゴの近傍に固まっているのは私も見掛けます。一応、スラゴのペレットを検分すると齧ったような欠損があるので食べているとは思うのですが、死に至るのが地中に戻ってからのなので効果の観測が難しいところです。私も今年はスラゴで臨みますが、効果が体感できないようであれば次を探そうかと。

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  3. 500坪の畑で、有機無農薬で野菜を栽培中。
    去年までは、黒マルチの下はナメクジ天国。
    畑の近くに、ケヤキの大木があって、こrの落ち葉が、ナメクジを増やすのに一役買ってる。
    畳一畳分で70匹もいたことも。
    ネットで調べたあらゆる駆除法を試みたが、まったく効果なし。
    で、たどり着いたのが、スラゴによる駆除。
    去年の秋から、2キロ使い切った結果、ざっと20分の一まで減った気がする。
    スラゴ、ばんざ~い!!

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    1. 匿名さん:
      やっぱりじっくりと腰を据えて掛かれば効果は付いてくるんですね。
      弊方は比較にならないくらい狭隘な庭が戦場ですが匿名先輩に倣い継戦致します。

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