2016年8月21日日曜日

Pelican1535 AirCase

1510をスーツケースとして使用してきて概ね満足している。
その基礎にはPelicanへの愛があるのは間違いない。
でなければ克服できないネガティブな要素がある。
それが重さ。

一般的なスーツケースは外皮にポリカーボネートの薄膜を採用し弾性変形をもって衝撃を緩和している。
当然、重量も軽くなり空荷であれば片手で軽々と持ち上げられる程である。

先日、RIMOWA製のスーツケースを検分する機会があり、樹脂製、布製、アルミ製と触れることができた。
それぞれによくよく考えられてデザインされ造り込まれていた。
特にアルミ製のそれは大変に高価ではあるものの生涯に亘って性能を維持しつつ擦過や打痕キズでさえ風合いとして誇れる趣があった。

さて翻ってPelicanである。
そのラインナップの中にAirCaseなるものが出現している。

Pelican1535 AirCase

愛用する1510に対応するのは1535という型式であるが僅かに大きくなる。
肝心の重量は:
1510 5.4キロ
1535 3.9キロ
約30%程軽量化されている。
あれ?1510って5キロちょいしかなかったかな。
持った感じは10キロくらいあるんだけどな…。

ともあれ、軽さを実感できる程度には軽くなっている模様。
じゃあ、これ買うよ、と簡単にはいかないのである。
まず同じサイズのスーツケースを2個も保有できない。
そしてAircaseの質感。これツルツル系ではないのかと…。
おそらく、よりコンシューマー視点からこういった軽いケースを加えたのだろう。
そういう意味では個人で運用するにはベストな選択肢に成り得る。
が、やっぱりあのザラりとした質感が好きなのだ。
しかし、軽いのはいいことだなぁ。


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