2021年4月26日月曜日

マイキラーLの夜①

〇マイキラーLの夜

第一夜:
夕暮れと共に散布開始。
土、セメント、タイル、さまざまな種類の床面に散布する。
花壇の囲い(土留め)の垂直部にも散布。
これまでの観察から出没するところはおおむね把握している。
土には当然、浸みこんでいくのだが構わずに散布。
夜になり、奴らが出現。
この夜はかなり温暖であり、シーズンの出だしでもあり大量に出現。
比較的小さいものが多い。

が、何かがおかしい。
這っている奴らは”長い”ないし”伸びて”いるのだが、皆丸まっている。
ゆっくりと身体をくねらせているが、丸まっている。
そう、マイキラーと接触したから、なのだ。
マイキラーは散布後1時間もすれば乾いてしまい痕跡すら分からなくなる。
しかし、有効成分は確かに残留している。
土中から、土留めの隙間から、いつものように出現した奴らは直ちに接触し、麻痺を起こしていた。

翌朝、そこかしこに乾燥し縮小した奴らの死骸があるのを確認した。
大戦果である。

第二夜:
何もしていない。日中は晴れ。夜になって若干冷えが増した。

この夜、奴らは出現しなかった。

土中に散布したマイキラーが浸透し、出現前に死亡した可能性もある。
もちろん、若干の冷えもあり活性が低かった可能性もある。
いずにせよ、奴らは出現しなかった。
大戦果を得た後の世界がこうであれば、成功なのだ。
なのだが、引き続き第三夜以降の状況を観察する。

今回の第一次マイキラー散布について。
・散布量は3リットル
・希釈倍率は100倍
マイキラーは100倍希釈時に乳白色の液状となる。
無臭の液体。

今後の課題としては。
・降雨後に効果が喪失してしまのか。
・降雨がなくても、効果が徐々に減退していくのか。
おそらく、いずれもそうなるだろうと思われる。
思われるが、まずは初戦の威力としては申し分なかった。

【重要】
マイキラーLは強力であり使用するには特段の注意が必要です。
取り扱い説明書などをよく読んで、注意事項を厳守して使用するべきです。
拙宅庭には食用する植物はありません。

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