第五夜
雨であった。小雨の時にパトロールしたが、ナメクジは見当たらなかった。
しかし、一昼夜降り続いた雨でマイキラーは洗い流され、致死量以下に希釈されてしまっただろう。
第六夜
雨が上がって、半日。地面は湿潤していて気温は温かく。奴らの活性が高まる条件を満たしている。
結果としては特定のエリアに多数出現した。
特定のエリアとは土留の石材の上である。
また、通常の土の上にも少数は出現していた。
捕殺ではなくマイキラーの追加散布を行った。
翌朝の観察ではその場で絶命したナメクジは一部に止まった模様。
これで、第一次散布の結果を総括する。
・効果
極めて有効。
100倍希釈のマイキラーはその噴霧跡を這い通っただけで致命傷を与えることができる。
効果は第一夜がもっとも高い。
第二夜以降はそもそも出現しなくなるので効果が観察できない。
・持続性
当たり前だが、雨で洗い流されてしまう。
これは固形粒剤と同じことが言える(固形粒剤は形状が崩壊する)
・殲滅への道程
マイキラーが接触毒として非常に強力であることは分かった。
但し、土中や空隙に潜む、ナメクジに対してどれくらい有効なのかは評価できない。
引き続き、散布・観察を行う必要がある。
非常に威力にある薬剤であることに間違いはなく、適切(というか過剰に)に散布することで殲滅の光芒は見えてきたと感じる。
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