西海水族館(廃墟)
西海橋から見ると、こう見えます。入り江の水族館。
建物に直接描かれた文字。
西海橋からも見える廃墟。日常との隔絶感は無く釣り場として賑わっている風さえある。ちょっと残念。
水族館の廃墟というのは珍しいらしく廃墟系のサイトでも紹介されている。佐世保側から行って、西海橋の手前を左折で入り、グラウンドの裏が導入路となる。
この廃墟で印象的なのは落書きが殆ど無いこと。
今までの廃墟訪問経験から、このように行き易い廃墟は例外なく落書きがあるのだけれど、ここには無い。いかにも落書き者には好まれそうな物件なんだけどね。彼らの心象なんて想像できないけれど。
水族館は小さな入り江にあり、入り江を仕切ってイルカを飼育していたようだ。浅い入り江なので窮屈な感じがするが…。
内部は荒れてはいるが、浮浪者が居住していた形跡やアウトローが暴れた形跡もそれほど濃くない。
小さな水族館ではあるが、展示水槽の裏側なども見ることができる。意外と狭い…。
建物外観はさすがに劣化も進んでいるが、まだまだ見れる。海面に張りだしたような箇所もあり、強度的に怖くなっている箇所もある。
ここで一番の見所は水族館裏手の森。赤いケーブルカーが埋まっている。僅かに開いたドアから覗くと中は意外と綺麗なまま。乗降用プラットホームもしっかりと残っており、ファンタジーな光景。
埋まってる感が良い按配。6人乗くらいかな。写真左手が進行方向。
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