2013年8月28日水曜日

NC700X 契約直後の逡巡(マフラー)

バイクを買ったら何がなんでもマフラー交換して爆音撒き散らせて激走、という年齢でもないし、出来れば目立ちたくない人間なので爆音は困る。いい歳した大人でもあるし。近所の目(耳)もある。こういうしがらみを全て勘案した上でマフラーを検討する。

その前に何故マフラー交換するのかといえば、換えるもんだと思ってる、というのがやっぱりある。
経験則の部分もあって、過去に純正マフラーから社外品に交換した時に車体を軽く感じた、という鮮烈な印象が残っている。音がデカくなったとか、トルクバンドがどうとか、そういうのではなく軽くなった、という点を強く体感できた。確かに交換作業は自分でやるのだから、その時から軽いな~、とは思っていたのだけれど。

恰好から言えばアクラポビッチが好みである。
鈍いチタンの色合いとエンドの造形が好き。

価格面ではレムスが筆頭。
バイク用のリプレイスマフラーとして見たことが殆どないのも好奇心を掻き立てられる。
エンドの造形もコスト優先といった感を受けない。
センタースタンドストッパーが付いているのもポイントが高い。

ノーマルマフラーでも問題は無いのだろうけど、いかにも野暮ったい印象を受ける。
なにより非常に重そうだ。
しばらくノーマルで乗っていて、それに満足出来ない、ではなく試しに変えてみたくなると思われる。
その時が来てウダウダと思い悩むよりも、新車パワーで購入してしまおう、という勢いに任せた行動。
コストとのバランス感に優れつつ、こなれた造りのレムス。
ちょっとブランドへの憧れもあるアクラポビッチ。
いずれも欧州メーカーの製品なってしまったけれど。

さて、肝心の車体を昨日、契約した。
4~5日で入荷、完工(オプション類取り付け)、引渡しとのこと。
色は何の主体性もなくシルバーかホワイトで納期が早い方としたら、どちらも納期は同じとのことだった。
で、判断が付かずドリーム店のお兄さんの助言に従い汚れが目立たないシルバーとなった。
とは言っても、今週、来週と公私共に多忙の極みで引取りがいつになるやら、である。
納期に拘った割りには引取りに来られないという矛盾を抱えつつ、楽しみにしておく。

【追記】

ユーロネットさん経由でレムスを注文。
とりあえず、納期未定でキャンセル不可。
気長に待つしかなさそう。
送料は5700円程だった。
その送料を足しても割安感ありあり。

【追々記】
注文~到着~取付しました。

2013年8月22日木曜日

プレスマン シャープペンシル

シャーペンです。
芯は0.9㎜です。極太。

シャープペンシルは細密な筆記が得意な筆記用具かと思います。
通常、0.5㎜が趨勢で製図では0.3㎜とか。
更にはクルトガのようにクラッチまで仕込んで書き筋が太くならないように工夫されているものもあります。
そんな時代に極太。

それは用途が違うのでしょう。
プレスマンという名の通り、記者の方がメモを取るための道具なのだと思います。ある意味ではプロ用筆記具ですね。

このプレスマンが優れているのは、芯が折れない、これに尽きます。
芯自体が太くて強度があるのは当然ですが、折れそうなくらい筆圧を高めると芯が引っ込むんですね。
これがリミッターとなり芯が折れない。
私も使っていて芯が折れた試しがない。

全体的に高級な作りではなく消耗品然とはしてますが、
実用品的な過不足の無さ。

胸に刺すクリップだけ、もう少し強化してもらいたいですが。

SIGMAを悩む

発売されて随分と経つがSIGMA DP2 Merrill が気になりっぱなしである。
先人たちのレビューも出尽くした感があるし、評価も静定したように見受けられる。
曰く「解像番長」である、と。
そうなのだ。それがいいのだ。そこに惹かれるのだ。

振り返ってみると、デジタルカメラに初めて接近遭遇したのは97年発売のNEC製ピコナだった。


親戚の方が購入されていたのを触らせて貰った(その後、譲り受け)
恐ろしく電池が持たないデバイスだったけれど、写真がデジタルデータで残ることへの感動の方が強かった。
画質だとか解像感だとか、そんな話はどうでも良いし考える余地もないくらいの興奮をもたらしたデバイスだった。
しかし、当時はいわゆる銀塩カメラの牙城を崩すには至らないと感じていたのも確かだ。ピコナに触れた時は写真機としてではなく、ある種の装置として見ていたように思い出される。

あれから7年。銀塩カメラはほぼ消滅してしまった。
古いタイプのカメラ野郎だと思っていた父でさえ、初代IXY DIGITALを皮切りに一気にデジカメへのパラダイムシフトを実施してしまった。
この流れは正に時代の奔流なのだと実感した。

私自身もデジカメに移行して久しい。
世には、いわゆる画質、解像を熱心に追及される趣味人も居る。
撮った写真も等倍鑑賞して様々な言及や批評が成されている。
意固地な私は等倍鑑賞などに意味があるのか、と思っていたが、
デジタルなのだから、ビシッとならないのかとも漠然と思っていた。
写真雑誌をめくれば「やわらかな画が得られ~」などの文言が並ぶ。
それもいい。
私自身が撮った写真も稀に自身でも「おお」と思う程によく写ったものが得られる。
焦点もピッチリ合っている。構図なんかは芸術性やらも絡むので置いておいて。
で、等倍で観てみると…うーん、なのである。

そういう時にSIGMAの登場である。
元々は全く注目していなかったのだけれど、父がSIGMAのカメラが出ない出ない、出ると言って延期しまくっている、とイライラしているのを聞き、どんなものかと興味を持った次第。
これが初代DPの時の話だったと思う。
FoveonX3センサーという読み方すら未知との遭遇な心臓部。
初代DPは見送ったものの、二代目となるメリルシリーズは登場前から大注目していた。
そして、サンプル画像が現れ始め、ヨドバシカメラで実機を触り、先人達のレビューがネットに溢れ、かつ画質(解像)に関して絶賛され続け、現在に至るも画質に関しては孤高にあると評価されている。
これは是非とも試してみなければならぬだろう、と想い至るが予算の都合もありウダウダと価格の推移を眺めるに終始している。

ヨドバシで触った感触としてハードウェアとしても印象がいい。
特にMFの動作感はFUJIのX100がダメ過ぎた為に感動すら覚えた。
撮る為の機械といった佇まいも潔く恰好が良い。
おそらく、次はこれを買うのだろう、買わねばならんだろう、と思う。

TUTORO チェーンオイラー(到着と検分)

注文を忘れる間もなく到着。

RoyalMailの封筒ってなんだか趣があるなぁ。


梱包は最小限。これで大丈夫なのか…というレベル。
パッケージも何もなく各々のパーツがバラバラと封筒に入っていた。
説明書は当然、英文なのだけれど、これも最小限。
Youtubeのリンクに下線が引いてあり、そのリンクから見れば取付方法は分かる、という寸法。
見てみたらば、確かに分かった気になった。充分。

さて、問題となるのは、どんな仕組みで作動して自動的に給油してくれるか、ということ。
これのカギはオイルタンクである本体部にある。

オイルタンクのキャップはしっかりと付いているが、ネジ式ではなく単なる嵌め合い。走行中に外れることは無さそうだけれど。特に問題とは感じなかった。

オイルタンクの内部は中央に柱状のモノが立ち上がっている。
その頭頂部には真鍮製の円盤型ウエイトが取り付けられている。
この円盤ウエイトは柱の中空部分を貫通していると思われる軸と接続されている感じ。
そして小さなスプリングによって軸方向に微妙なテンションが掛かっている。


想像するに車体の加減速、路面から入力される衝撃によってコトコトと円盤ウエイトが上下するようだ。
上下運動は軸を介してタンク下部内にあると思われるオイルを放出する弁的な役割のものが断続的に開放される(はず)
オイルタンクの下部側面にはオイル流量をセットするための小さなバルブハンドルがある。
円盤の振動で放出されたオイルはこのバルブの流量制限を受けてチューブに入ることになる。


本体の取付自体は簡便なステーをフレーム等にインシュロックで固定するだけ。
チューブも同じ。ただ、スイングアームにインシュロックを取付るのはカッコいいものではないので、何か考えておきたい。

で。
実車に取り付けてしばらくしてみないと自動給油がどんな按配かは分からないのだけれど、漠然とイケそうな気はしている。
思っていたよりもシンプルな作りで全体的な品質感も及第点にはある。
円盤ウエイトはタンク内なので、これがオイルに漬かってしまうと動きが渋くなりそうだけど。

とりあえず、今回のバイクに確実に装備したかったチェーンオイラーは片付いたので、ひと安心。

2013年8月3日土曜日

LX7 HS動画について。

120fpsなので0.25倍(1/4)のスローになる。
急激な運動などを撮影してみると滑らかに再生される。
バッと動いていたモノがヌル~と再生される。
水滴は止まらない。

映画などで最近、多用されるアクションシーンで部分的に超スローになるシーン。ここはもう1000fpsとかに相当するような速度に感じる。LX7の120fpsを見ていると。つまり、120fpsは意外と速い。

で、こういう映画っぽいのを真似してみる。
PowerDirectorで120fpsで撮影した動画を分割。
スロー(120fps)と通常速度にしたいパートに分ける。
通常速度のパートは再生速度を×4に設定。
スローのパートは更に×0.25にする。
これで、再生してみると“まあやりたいことは分かるよね”くらいにはなる。
PowerDirectorのスロー設定ではフレーム間補完が効いてるようなのだけれど、微妙な残像のようなものが出る。
バキっとシャープじゃない。ここらはもう少し詰めてみないといけないけれど。
また解像度もFHDをベースにして見ていると、やはり物足りない。
FHDの60pで撮ったものをスローにした方がいいのかしらん。

で、このHS動画は相変わらずトレンドな機能じゃない。
パナソニックとかソニーの新しいデジカメが発表される度、仕様表で真っ先に確認してみるけど、空振り多し。
ビクターがHS動画にフォーカスしたビデオカメラを出したりしてるけれど。あそこまで本格的じゃなくていいんです。
実勢価格で10万そこそこと安易に手出しできないしね。

http://www3.jvckenwood.com/dvmain/gc-p100/index.html

手軽=スチルカメラの1機能としてHS動画を求めているので、欲求が既に破綻してる気もするけれど、奇特なメーカーさんが、そのうち造ってくれるはず…。
LX7はスチルカメラとしても、いわゆるハイエンドコンデジで良いモノであるし、HS動画もHD画質で撮れるという盛沢山な奴ですな。



2013年8月2日金曜日

TUTORO チェーンオイラー(購入)

まだ取り付けるべきバイクもないというのに購入。
先ずは発注が面倒な外国製品から、ということで実行。

http://www.tutorochainoiler.com/index.php/k2-categories/store/auto-motorcycle-oilers/oiler-auto-standard-detail

買ったのはこれ↑

迷ったら一番高いの、という方針だったもののスタンダードエディション。
というのも、TUTOROに海外発送について質問をした結果、デラックスエディションに含まれるオイルが規制に引っ掛かって送れないかも、と返事を頂いたのです。
Jude Ibbitsonさんという方が、とても親切にスタンダードエディションなら日本に送ってあげるよ、と回答してくれました。「このリンクから買え」とリンクも張ってくれたりして。
私のはちゃめちゃな英文に対しても、フレンドリーささえも感じる良い感じの対応でした。

送料は11ユーロ。本体が52.5ユーロ。計63.5ユーロ。
何も考えずに米国のメーカーだと思い込んでドルだと思っていたら、TUTOROは英国のメーカーでした。
で、円換算で約1万円。
作動原理が分かっていなかったりして、不安要素もあるけれど、なにしろシンプル。
これで上手い具合に作動し続けてくれるならば、最高ではないか、ということです。

はるばる英国から到着しても、バイクはまだ、ということになりそう。
でも、実物を眺め廻して作動原理などを勉強してみたいと思います。