2014年12月29日月曜日

富士通ゼネラル プラズィオン DAS-15C-B

いわゆる脱臭機です。

いろいろと臭いがある。
その脱臭目的で購入。設置は自室。

結論としては性能は充分。
臭いは緩和される。
音も割と静か。
メンテナンスも楽。

空気清浄機は選ぼうとすると選択肢が多い世界。
イオンだとかプラズマだとか、似非科学なのかプラシーボなのか分からなくなる。
また、妙に高価だったりしてブランドバリュー的な戦略的付加価値で下駄履きさせられている感もあり。

そんな中で地味ながらも実直な造りなのが本機。
値段の乱高下もあるようだけれど、概ね1万ちょいで買える。
変なプレミアコストを負荷されていない。

というようなことは先人たちのレビューにもあること。
例によって気になった点。

●運転音
通常時はファンの音なので、まあそれなりに音はする。
静音にすれば気にならないくらいの音にはなるが、これは主観。
置く場所にも左右されると思われる。私はちょっと高い位置なので音が気になりやすい。
また一定の運転時間を経ると自動メンテモードに入るのだけれど、ここでカチカチ音がする。
あれ、なんかやってるな?という感じ。そのうち終わる。

●フィルタ
吸気サイドにメッシュフィルタが装着されており、取り外して水洗いができる。
できるんだけれど、このメッシュフィルタはつづら折り状(平面じゃない)になっている。
また素材的に薄く繊細。
あんまりガシガシ洗うと破いてしまいそうなのである。
まあ、裏側から水を掛けるだけで付着した塵芥類はサッと落ちるけどね。
メンテもこのフィルタだけなので楽ですな。
意外と緻密で埃をよく捕捉してくれる。

そういやエアコンも富士通ゼネラルにしたし、知る人ぞ知る、と言えばメーカさんに失礼なのだけど、実直で良い製品を作っているように感じた次第。
プラズマクラスターだとかナノイーだとかに食傷気味の方には是非。

2014年12月15日月曜日

GT-Air 二度目の冬

ヘルメットの実力、特に快適性は真夏と真冬に感じる。
二度目の冬の所感を以下に。

●眼鏡着用者はやっぱり曇る(眼鏡がね)
ピンロックシールドはホントに曇らない。こりゃすげえ。
しかし、眼鏡が大いに曇ります。
インナーバイザーも当然、曇りますけど通勤時間帯は暗いので使うこと自体が無かった。
眼鏡が曇るのは、呼気が上がるからだけど、これの対策がない。
アライにはピチっとした良さげなのがあるんだけどね。
SHOEIはなんだか呼気を下向き排気する?タイプのオプションがある。
が、冬場はネックウォーマーは巻いてるしウェアの襟も高め。
結局、呼気が上がるんじゃないかねぇ、と疑問。
まあ、眼鏡野郎の悩みです。

●重さは慣れる
当初は重さを感じたものの、今は気にならず。
単に私の感受性が低いだけの気もしますが。

●通気性
本領は夏に発揮されて欲しいけども。
頭頂部、顎部、ともに通気性は良好。

●収納性
NC700Xのメットインに入るには入るんだけど、
頭頂部のベンチレータが若干、キツめ。
車載工具をリアシート下に移動、車検証も底部に置き直して、少しはマシに。
あんまりギチギチだとそのうちベンチレータの部品が割れそうで怖かったので。
ちなみに頭頂部のベンチレータは「閉」にした方が収まりは良い。

総じて良いヘルメットです。
全体的にデカいとかそういう不満はあるけれど、まあ安全性と快適性は上手くバランスしている。国内メーカーがニーズを狙い定めて作り上げた感じですね。


2014年12月11日木曜日

iphone6 のケース。

iphone6が手元に来た。
当然、SIMフリーモデル。

本体の良し悪しについてはそれこそレビューが山のようにあるので割愛。

こういう新しいガジェットを入手する度、その携帯方法をあれこれ考えさせられる。
なにしろ高価な製品なので、その保護には努めて留意せねばならない。

ガラケーとの二台持ち、という状況を鑑みて選んだケースがこれ。
実態(二台持ち)に合致する。















iphone本体はエアージャケットなる薄手で造りの良い樹脂製のケースを装着済。
といってもこれは「繋ぎ」のケース。
なぜかと言えば、そうあれがあるからである。

ケースといえばこれ。ミルスペックもクリア。


ペリカンのヴォイジャーケース。これ。

ただでさえデカい6を更にデカくする魔法のケース。
アップルが技術の粋を集めて薄く仕上げた6を分厚い物体に変えてしまう禁断のケース。
丸みのあるガラスを採用し、ラウンドを強調したデザインである6をペリカンデザインで覆い尽くしてしまう迷いのないケース。
耐衝撃だとか耐粉塵だとか、まあいろいろ付加機能はあるんだけども、とにかくペリカンデザインになってしまう。
要するに筐体はペリカンデザインで中身がiOS搭載のスマートフォン、という状態に。
アップル渾身のプロダクトデザインは台無しになってしまう。ジョブズも草場の陰で泣いてるかも。

ともあれ、ケースといえばペリカンなので他の選択は無いのである。
今回はotterboxも良かったけどね。
しかし、ペリカンはなにしろ売ってない。
国内の代理店はどうにもこうにもならない。
そりゃ、私が店主でも極一部の信者のために輸入しないけど。
ということで、海外通販すべく彷徨中。

ダブルボーダー Extreme Prejudges

1987年の映画です。監督はウォルター・ヒル。
初見時はテレビ放映だった(20数年前だったかと)
それより少し前に“V”というアメリカドラマを見ていた。
内容はともかく、いわゆる味方側なんだけど悪の臭いが濃厚な登場人物が居た。
それがマイケル・アイアンサイド(ハム・タイラー役)
悪(ワル)の臭いが濃厚
















その強烈な魅力に憑りつかれていたところにダブルボーダーである。
ダブルボーダーでの役回りは“死んだことになってる少佐”であり、
“同じく死んだことなってるくせ者揃いの特殊部隊”を率いている。
Vでもそうだったように、冷徹で手段を選ばない手練れなキャラクターである。
アイアンサイド氏はこういったプロを演じることが多いように思います。
映画の内容とか俳優は詳しい方のレビューがたくさんあるかと。

で。
このダブルボーダーという作品。
長らくDVD化されずに放置されていた。
「たのみこむ」で請願も立ち上がったりしていた。
なんでも権利関係が複雑だったようですな。
一時期は常々注目していたけれど忘れたり。そして思い出したり。
とりあえずサントラは米アマゾンから入手したり。
半分以上あきらめていた、というか忘れていたら突如出現。
しかも、TV放映時(フジだったようです)の吹替版も入ってる。
アマゾンで見つけた瞬間に1クリックで注文する、を押した。

二十数年ぶりに見てみると。
ポール・ハケット少佐ことアイアンサイド氏の声は小林清志さんなのですがね。
が、これが超絶マッチング。
銀行強盗を計画するシークエンスがあるのだけれど、ビシビシと指示する感じがたまらなくいい。

この映画がきっかけでアイアンサイド氏への思慕は確固たるものとなり、いわゆるファンになった。
ハケット少佐というキャラにも相当入れ込み、理想の上司だと奉ったり。
最終局面でハケット少佐の本音が吐露され、かつそれが理解されず、むしろ裏切りとされ争いが起こるのだけれど、入れ込んでいた私はハケット少佐の想いとシンクロできた。それは慢性疲労のサラリーマンとなった今こそ更に理解が進むし、やっぱりそうなんだよ、分かってますよ少佐!となる(相変わらず入れ込んでる)


ちなみに、劇中でハケット少佐が巻いている腕時計はブライトリングのコンパスというモデル
(Breitling Compass)

実は文字盤を開けると方位磁石があるギミック時計













インターネットも無い時代に必死で調べた記憶がある。
当然、欲しい腕時計としてリスト上位に上ったものの、当時は経済力無く断念。
子供の頃とは桁違い(といっても数千円と数万円の違い)の小遣いを運用する大人になった現在。
改めて腕時計を探してみると、案の定無い。
そしてブライトリングはブルジョワジーな方向を持ったブランドとなっており、給料一ヶ月分を突っ込んでも買えないモデルも多い。
つまり身の丈に合ったブランドではない、ということですね。
大体、ハケット少佐のモデルはもう無いし。
ハケットごっこはできなくなったなぁ。

2014年11月14日金曜日

スラゴ ナメクジ殲滅戦2014 経過

ひとつ確かなことがある。
スラゴを散布したエリアからはナメクジが減る。
減る、というのは特定の時間帯に見かけなくなった、ということ。
皆無にはならない。やはり一匹、二匹は見掛けることがある。

この状態はスラゴを定期的に散布する必要があった。
そのピッチは概ね二週間毎。
かなりの高密度散布を行ったが、今となってはそこまでは必要なかったかとも思う。

今年の8月はとにかく雨ばかりでスラゴも損耗し易い状況だった。
ペレットの角が取れ、色が薄くなると土に還ってしまう感じで消滅する。
消滅前には次のスラゴを散布するように心がけた。

さて、スラゴの散布を意図的に中断して二週間経った。
やはり奴らは現れた。
潜在的には土中等に生息しているのだ。
つまり、スラゴ散布を中断しなければ、より殲滅状態に追い込むことが出来たのかも知れない、ということ。
今回の中断はスラゴの効果検証の為の計画的なものだから良い。

今年は冷夏+雨ばかりであった。
雨が酷い時はナメクジは出てこない。溺死の恐れがあるからですね。
そして、秋。夜が涼しい。残暑はほぼ無い。
これからがナメクジの本領発揮なのである。
スラゴの連続散布で決戦である。
ここで一気に個体数を減らしておかないと来年も同じことの繰り返しになってしまう。

ところで。
ナメクジドライの即効性を評価したのだけれど、やや高価でありランニングコストに劣るという結論を出した。

ナメクジは独特の性質があり、例えばいかにも強力な薬剤っぽいゴキジェットなどを掛けても大して効かない。
これは体表を脱ぎ捨てるという方法を持っているからですな。
これがある限り何を噴霧してもダメである。
ナメクジドライはムース状に覆うことで一気に脱水と麻痺を与える点で強力だった。
しかし、これも活性が高い(元気な)個体だとムース状の繭を抜け出してしまう。追加噴霧で殺れるけど。

最近、他の用途(ストーブのプレヒート用)で“燃料用アルコール”を買った。
これをふと奴らに振りかけてみたのだけれど…即効です。
これまでのいかなる薬剤よりも即効です。
まず、動きが止まる。壁面を這ってるのは落ちる。
上述の体表の脱ぎ捨ても、なぜかしない。できない。
アルコールによる脱水作用なのか、急性的なショックなのか。
ただ、これ常用はできない。
家の周りに燃料用アルコールなんか撒いてたら危なくて仕方ない。放火魔ですわ。
アルコールの燃焼って見え辛いし、その癖当たり前に炎だから危ないですからね。良識ある方々は良きにお取り計らいください。


2014年11月12日水曜日

IMCO ライター

IMCOってのは企業名だけども、私にとってはライターのことである。
ライターとしてはIMCOスーパーとかいうらしい。

今から20年くらい前。
IMCOのライターってあるとこにはたくさんあった。
それも安価で。
買った個数でいえば両手じゃ足りない。
全く同じものを買っていた。
壊れやすいかといえばそうではない。むしろ壊れたことはない。
安いので買っちゃうのだ。
しかし引っ越しやら何やらで殆どが散逸してしまい手元には残っていない。

このライター、軍需が根っこにありシンプルで洗練された構造と評されているが、実にメカニカルなのだ。
発火石の交換なんかはダイナミックな変形を思わせる。

少し前になってIMCO熱が古傷が痛み出すように再発してネットで捜索。
その結果は在庫払底。むしろプレミア価格。
生産終了となったようである。
血眼で探し求めるも結論は“無い”
甦った物欲も潰えた。

で。
先日、ふと検索してみると“有る”

表面が滑らかになった気がする。


日本の柘製作所という素晴らしいマニア企業がブランドを継承したのだ。
オリジナルはオーストリア製なのだが、今回は中国製。
オリジナルは真鍮製+メッキだけど、今回はステンレス製。
お値段は、まあ趣味ライターとしては妥当な値段かと。
なによりも一部では熱狂的な支持者が居ると思われるにしてもこのご時世に喫煙具としてのライターを復活させたことに怖いくらいに男気を感じる。
きっと柘製作所の社員の中に相当な熱血漢が居たのだろう。

ということで勢い余りつつ柘製作所に敬意を表してIMCOスーパーを正、副、予備の三つ注文した。
私は煙草を吸う理由がライターを使いたい、という手段と目的が反転している喫煙野郎なので今後、生涯分のIMCOを備蓄していくことになるだろう。


2014年10月8日水曜日

ステイブルカム Stayblcam


http://stayblcam.com/

要するにステディカムを実現するための揺動緩和装置ですね。
最近では、ステディカムが商標であるためかカメラスタビライザーとかいうみたいですな。

早い話がヤジロベーの上にカメラを置いて歩いたりしてもカメラが揺すられないようにするアイテムです。
自在かつスムーズに動く部分を基点にして上にカメラ、下にウエイト。ウエイトは当然カメラと釣り合うようにする。釣り合うように、といってもアームの長さを調整したりと製品によって色々。

その昔の青春時代に映画とか映像とかを撮ったりしていた人間にとってはステディカムというのは、そりゃあもう憧れの装置だった。だってプロ用だもん。
カメラスタビライザーが比較的安価に出てきたのは知っていてもいまいち踏み切れないのは、まず価格。その安っすいユニバーサルジョイント程度の関節に曲げただけの板金を付けてその値段かよ、みたいな。
市場がいわゆる玉石混淆になってしまっている。非常に選びにくい。価格面から攻めようとすると。

で、パッと見、素敵なアイテムがゴロゴロと転がっているけど製品化はおろか生産計画の目途すらついていない人柱専用ともいえるキックスターターを眺めていて見つけたのが、ステイブルカム。

形状が良い。折り畳み傘みたいに真っ直ぐな棒状。伸縮する。





















肝心の自在関節部が良い。油塗っても良さげだし。全体のバランスというか造りも大事だけれど、この関節部分が渋いと全く以て論外なのでここは重要。















ほぼ一目惚れ。ということで購入ならぬ出資。
出資とはいえ、製品はいただけるので購入に近い。いや製品が頂ける、という点は確約ベースじゃない。やっぱり出資だな。

プロジェクトは順調に進んでいるようだけど、どんどん遅れが出ている。既に生産工程に入っているが、樹脂部分がイマイチだとかで工程にリスケが掛かったりと8月が9月、9月が10月と出荷予定日は伸びまくり。
キックスターターでは半年くらいの遅延は当たり前の世界観があり、まあ生産管理は素人であるアイデアマン自らが段取りやら手配やらやってるワケで。そこは暖かく見守らなければならないところ。
投資や出資とは無縁のサラリーマンがこういった成長と成功を見守る的な高い位置取りをするとは思わなかったですね。いや、実際には伸るか反るかの博打ですけどね。ヒヤヒヤもんです。

2014年9月20日土曜日

LX7 修理

少し前から起動時に画面がブラックアウトする現象が発生していた。
電源入れ直しで解決するのだけれど。
それで騙し騙しで使ってきたが遂に毎起動時にブラックアウトする状態に。
ブラックアウト中も操作は全て出来るので、システムフリーズ的なものではなかった。当然、シャッターも下りる。まあ撮れるのは真っ暗・真っ黒だけど。
なんでかな、とレンズから覗いてみると、絞りが開いてない。全閉(に限りなく近い)

ということでパナソニックにメールで連絡。
翌日には担当者から速攻で電話。
症状の詳細確認と試すべきことの指示を受ける。
電池を抜いて30分放置の完全リセットとか。
ちなみに、この担当者氏はなかなか好印象。
しっかりカメラを分かっている感があり安心して話せた。
にしても解決はしなかったので担当者から教えてもらった最寄のサービスセンターに持ち込み。
宅配の引取りも出来るけれども、仕事の絡みで断念。
平日の休みを利用してサービスセンターに。
地方のサービスセンターなので単なる窓口なのだけれど、受付の女性も親切でスムーズに預けることができた。

で、そこからが音沙汰無しで約一週間。
どうなってんだ、と思いだした頃に「すっかり治りました~」と入電。

全体的にパナソニックの修理サービスはさすがの大企業でスムーズ。電話での聞き取り調査なんかもコスト的には大変なのだろうけど、安心感は得られる。もっと軽くて違う症状だったら、解決の糸口になったかも知れない。

結局、レンズ部分を丸ごと換装するという修理を受けた。
伝票から読み取れるのはそれだけで絞りリングがどうなっていた、とかそういう詳しいことは分からない。
聞いて何になる、とも言えるが興味はあるんだけどね。
まあ、治ったので単純に嬉しい。

LX7の後継機種が噂というか出現確実となったタイミングでもあり、一瞬心が浮ついたものの今回は堅実に修理を選択した。LX後継機がFHDで240FPSのハイスピード動画に対応していたら有無を言わず買いますけどね。

2014年9月6日土曜日

ペリカン 新型スーツケース


Pelican ProGear™ Elite Luggage

http://www.pelican.com/luggage/

これはどう見るべきか迷う事案である。
コンシューマー向けに日和見になったのか。
ひょっとしたら経営方針の転換なのかも知れない。



でっぱりのないラッチ。
いや、出っ張っていても良かった。壊れさえしなければ。ペリカンケースって今まではそういうものだった。
しかし、形状としては凹凸が少ない方が収まりがいい。

鮮やかなカラーバリエーション。
マッドな黒色だけではなくカラフル。
日本人の感性だと少しキツい気もするけれど。
黄土色の汚泥や白く残る擦過傷が、やたら目立ってしまうあの“芯まで黒い”のがペリカンケースの特徴だった。
しかし、(仕上げが)美しいものは良いものだ。

他人と持物が被るのが嫌な天邪鬼で、ペリカンケースに対して妄執にも近い信奉を抱いていることからペリカンケース保守派とも言える私からすれば、複雑な心境になってしまう。

しまうのだけれど、それは最初の瞬間だけであり、一瞬の後には購買意欲が伸長してくる。

パッと見、普通のスーツケース(でもないか)で技術はペリカン。ペリカンのこれまでの実績で確立された性能を持ったスーツケース。これは買わない、という判断をする方が難しい。

2014年8月26日火曜日

BACK TRACK G2 バックトラック GPSナビゲーター

ブッシュネルのバックトラック(ス)です。

http://www.bushnell.jp/backtrack.html

GPSを利した携帯機器としては極めて割り切った仕様になっています。
緯度経度を表示するワケでなし。
出来ることは:
○三か所のポイントを登録できる。
○登録したポイントに対する直線距離とその方向を表示できる。
○コンパスとしても使える(電子コンパス)
これだけ。

メーカーの煽り文句によれば、巨大駐車場で駐車場所が分からなくなった時や、ハンターがあれこれポイントをマーク(登録)したりするのがおススメな使い方のようです。
つい先日、私も大型商業施設で車の位置が分からなくなって右往左往したのだけれど、あれは地下駐車場だったしなぁ。
まあ、持ってて安心、何かに使える、という物欲以外の何物でもないということですね。
さて。
モノとしてはどうか。
全てが樹脂製で非常に軽いです。ザックに吊るして苦にもならないくらい。
思った以上に安っぽい、とも言いますね。
バックライトは青なんですが、暗い。
しかも、こう昔のバックライトというか。液晶面が均一に光るのではないやつ。
まあ、暗い時なら十二分に見えますけども。
電池は単4×2本。電池残量のインジケータ有。

押しボタンが左右に二個。
左側がマークボタン。長押しでその場を登録できます。
右側が電源ボタン。長押しが電源の入切で、短押しが3点のポイントとコンパス機能を循環で切り替えます。
左右のボタンを同時押しでヤード/マイルとメートル/キロメートルの切り替え。
これだけ。
で、このボタンが妙に軽い。もっと重くていいのに。
特にポイントの登録をした状態で、マークボタンを長押ししてしまうと上書きして現在位置を登録しちゃう。これって地味に怖いんではないだろうか。
まあ、そういうサバイバルかつ極限な状況では使えませんよ、使わないでね、ってことでしょうけども。
モノの生りとしては、アドベンチャーな雰囲気も醸しているのでここのところは詰めて欲しかったところ。

肝心の精度は誤差10mくらい?
そんなに高くない様子。
衛星の捕捉はコールドスタート時でもそこそこ早い。概ね1分以内。割と優秀かも。
表示のレスポンスは二世代くらい前のカーナビくらいかな。磁北やポイントの方向を矢示してくれるのだけど、カクカクっと。グリグリヌルヌルじゃない。まあ全く以て実用性には問題ありませんけども。ほら、最近のスマフォのコンパスってやたらグリグリヌルヌルだから。

どこか遠くに行き、ふと自分家の方角が気になる方にはピッタリかも。私ですけどね。
まあ工夫次第ではいろいろと遊べるのではないかと思います。

2014年8月6日水曜日

MysteryRanch StreetFighter

バックパックは好物なのです。

私は登山はしないけれど、藪に分け入るようなことはする。廃墟・廃村探索ですね。
通勤もバックパック。
今はmacpacを使用。
これは父から譲り受けた初代が気に入ったので二代目を購入した。

なんとなくオールマイティなバックパックが欲しくなりネットを徘徊。
カメラバッグはカメラ用に特化しているので汎用性があまりない。
カメラを入れたら後の物はあんまり入らない、ってのが多い。
まあ、理屈はともかく物欲ってことですね。

今回のバックパックの要件は以下:
MacbookPRO13を可搬
ペットボトル用のサイドポケット
25L以下
背負い易さに注力した製品であること。

で。
あれこれ候補は出てきたのですが、早い段階で一点に絞られました。
それがMysteryRanchのStreetFighter。色はフォリッジ(暗緑系)
StreetFighterって名前がちょっとアレですが、いや齢に合わないというか。
さすがに高いので実物検分が必要と考え、取扱い店巡り。
このMysteryRanch(以下MR)の製品は供給が豊富ではないらしく、
店側から言わせれば「定期的にどっと入荷してくる物ではない」とのこと。
ちょうど、この夏前の入荷が予定されているらしく、私が出向いた時は、
入荷前の谷の期間。系列店から取り寄せてもらい、検分⇒即購入となりました。

さて、これの使い易さ、カッコ良さはたくさんレビューがあるので割愛。
問題点(個人的)をば:

●防水がウレタン加工
実はこれが嫌でmacpacを使用してる経緯あり。
ウレタン系の防水加工は経年で加水分解が起こりポロポロと剥がれてくる。
ひとたび劣化が起こると臭い。なんだか酸っぱい臭い。
これが原因でお役御免となるパターン多し。
メーカーも保証も修理もしない(MRも明記してる)
まあ、条件にもよるけど出来の悪い加工だと思ったより早い感じ。
MRの加工は見た感じは非常に良く出来ていると感じる。

●ボトルポケットの位置
これが必須条件だった。で、両方についてる。大きさも良い具合に大きい。
ペットボトルとか水筒とか折り畳み傘とか入れておける感じ。
500mlのペットボトルなら片側で2本入る。
が。
背負った状態では手が届かない(手が回らない?)
つまり、ボトルの取り出しが出来ない。
私の身体が堅いってのも一因かと思ったけど、お店のお兄さんも届かなかった。
これはボトルポケットの位置というより、StreetFighter自体の大きさが原因。
とはいえ、あるとないとでは想定される状況下での利便性がかなり違ってくると思われる。
MRご自慢の調整システムで位置を下げることも出来るのだけれど、
適正に背負う為のシステムをボトルポケットの位置関係の調整に使うのも違う気がして却下。
ということで我慢。

毎度のことながら、良い部分を割愛しているので悪い製品に感ずる向きもあるかも知れないけれど、実物は大変に良く出来た逸品です。
やや高い、てのが最大のネックかな。
他のMR製品にも興味が湧いてきた。

というか。
元々はStreetFighterではなくHOT3という消防士用?の背負いモノに注目していた。
あまりのカッコ良さに一発で打ちのめされたが、その価格にも打ちのめされて断念。
HOT3だとそもそもの背嚢位置が低く、頻繁な出し入れがし易そうだった。
まあ、これはいわゆる特殊用途というか本職さん用なんでしょうな。

MYSTERY RANCH HOT3 肩甲骨のあたりはスカってる。
バックパックの最大の利点は安定して両手が使えること。
キチンと背負えばある程度の重量でも負担が軽い。
スリングやショルダーは軽快ではあるのだけれど、荷物が重いと負荷が偏るの好きじゃない。
とはいえ、バックパックは頻繁に荷物を出し入れするのには向いていない。
HOT3は頻繁な出し入れというか背部へのアクセスと安定して背負うということの両立を狙ったのだと思う。
なんにしても、次のターゲットですな。




2014年6月27日金曜日

ナメクジ殲滅戦2014(中間)

スラゴを散布して一ヶ月。
途中、雨も降ったし、晴天もあった。
スラゴのペレットは徐々に角が取れて丸くなっていく。
誘引効果への影響は不明。
そして、概ね一ヶ月で土に混ざる感じでペレットを見つけ難くなる。
散布して二週間で追加散布を実施。これはなんとなく。

角が取れ、逸失寸前のスラゴペレット近傍を通過するナメクジ


















いつもナメクジが出てくるポイントがあり、そこを定点観測場所にしている。
そこに出現したナメクジはナメクジドライで殺処分する。
すると、次の夜には、その死体に新たなナメクジが集る。
そういったナメクジスパイラルを形成していた。
スラゴ散布から二週間で、この定点観測場所にナメクジが出現しなくなった。
スラゴは定点観測場所の周辺に散布してある。
まだまだ断定はできないものの、一定の効果を認む、といったところか。

いずれにしても、これは前哨戦でしかなく梅雨から夏本番に掛けてが主戦場となる。

ついでに、ナメクジドライについて。

とにかく即効性が強い。
これは、噴霧した対象を冷却しているからだと思う。
冷たくなって動きが鈍ったところで、付着した成分がじわじわ、と効くような。

ただ、活性が高いナメクジは散布界を脱出することがある。
再噴霧すれば問題無いけれども。
ナメクジドライは個別対応の武器で、使い勝手も良く、威力も充分にある。
そりゃ、出来れば瞬殺できた方がいいんだけれども。
それでも液体系の噴霧剤に比べれば雲泥の差がある。
しかし、コストがイマイチ。
もう少し安ければ、と思って止まない。

2014年6月12日木曜日

パソコンにホコリが入る件。

PCを使っていると、どうしても筐体内への塵芥の侵入が問題になる。
侵入した塵芥はCPU放熱のアルミフィンを埋め立て、冷却性能を落とす。
結果として、空冷ファンは一層回転を上げてしまい、更に塵芥を呼び込む。騒音も増えるし。

静音ファンやら、凝ったCPUクーラーに換装することは静音化にこそ資すれども塵芥の解決策にならない。
水冷化も結局はラジエータを空冷しているので間接空冷とも言える。

部屋は掃除をこまめにしても衣服を着、座布団に座る空間である以上、塵芥は必ず発生する。

小さな集塵機をPC近傍に設置しようとあれこれ探していたのだけれど、あれですね。プラズマだかイオンだかの発生器ばかりで簡便な造りの集塵機なんてないのが昨今の家電事情のようで。
卓上型で、HEPAフィルターみたいな凄いのは要らなくて、洗って再利用できる簡便なフィルターとそこそこのファンを備えたものがいいんだけどね。
イオンとかプラズマとか加湿とか何も出さなくていい。そんなことよりホコリが気になるんだよ、という需要はないんかね。ないんでしょうな。

立ち戻ればPC自体が集塵機とも言えるので、これにフィルタを装着することで解決していきたい。
試しにキムワイプを吸気ファン部分にあてがうと張り付く。
が、吸気抵抗が増大してファンは回転を上昇させるよう制御される。
要するに流量不足が起こる。
当然ながら、PCの電源を切るとキムワイプは落下する。

ということで、これ。


ポンッとPCの筐体に磁力で張り付く。
フィルターは不織布かと想像していたけど、
エアコンのミクロンフィルターを簡素にした感じのもの。
塵芥の捕捉率は高くないと思われるが、無いよりはマシではないかと。
とりあえず、猫毛の侵入は防げそうですな。

2014年6月11日水曜日

Pelican 0915

Pelican 0915 Black SD Memory Card Protective Case Replaces 0910

カメラを複数機持っていると、増えてくるのがメモリ類。
その昔は8MBのコンパクトフラッシュを買うにも大冒険、
32MBなんか憧れ、思い余って入手した時の全能感といったら。
なんて時代もありましたが、いまでは8GBなんてヒョイと買えてしまう。
一眼レフ(EOS7D)は仕様上コンパクトフラッシュなのだけど、
その他のカメラは全てSDカード。
これがもう氾濫しつつある(数的に)
防湿庫の中の升に入れていたのだけれど、イマイチ整理できてない。

ということで、専用ケースだ。
ケース=ペリカンケース、なのです。

で、これ。




うーむ、踏んでも壊れ無さそうな…。
風呂に全力で投げ込んでも大丈夫なような…。

モノとしては手触りが通常のペリカンケースとは、ちと違う様子。
若干、ツルっとした感じ。
バックルは幅のあるタイプ。ダブルスルーラッチではなくシンプルもの。
1050系のバックルと似てる感じ。力任せ系。

内部はEVAフォーム状の発泡樹脂で仕切り。
SDカードの切欠きがある。
蓋側にはミニSD、本体側にはマイクロSDの切欠きがSDカードの切欠きの下にある。
カードを入れてみての挿入感は発泡樹脂の抵抗感があり、結構、キッチリ入る。
よほど乱雑な扱いをしない限り、カードが外れて暴れることは無さげ。
まあ、整理用のケースなので防湿庫に入れておくんですけどね。

こういったケースは他メーカーからも多くの製品が出てますな。
極冷静に検分すれば、ペリカンでなくても良いと思われますな。
まあ、これはある種のファン活動ということです。


2014年6月4日水曜日

林檎印の計算機

これはもう発作なのだけれど。

先日、iPhoneを買い求めにアップルストアに赴いた際、もう一つの物欲を秘めていたのだ。
MacBookPro13(のRetina)
散々、どうしようか店頭で迷ったあげく嘔吐下痢症の患者が唐突に吐瀉するように「これくれ」と言ってしまった。
言えなくてモヤモヤ。このまま言わずに飲み込もうとしてモヤモヤ。
で、いざ口を開いてみたら、オエっと出ちゃった感じ。
いや、勿論、私の口座には買ってしまっても問題ないくらいの金額を装填されているんです。
その発射装置であるクレジットカードを手渡してしまった、ってことですけどね。

モノとしてのレビューはそれこそ無数にあるので略。

X1Turboから始まったパソコン履歴の中で、Appleには縁が無かった。
もっといえば、私はデスクトップ信奉者で自らノートを買ったこともない。
そのデスクトップでさえ自作かBTOモノばかりで吊るし品を店頭買いしたのは初。
こういった古い、偏向したパソコンユーザーである私が今更Appleに手を出したのは、やはり興味があった、ということ。
加えて、その完成度。主にハードですが。
そして価格。随分とリーズナブルになった。
その昔はとにかく高価で、安くて速いWin機こそが正義だった。

当然、いきなり軸足をMacに移すことは出来ず、サブ機なんですけどね。
おもに画像関連の作業はMacに移行する、というのが大義名分です。

そういえば。
なんでも洒落た人々はMacbookを買ってアップルストアで開封、スタッフの助言も得ながらセットアップを行うらしいですな。
ストア内にはそれ用のスペース(机)もあるし。
当然、それを勧められたのだけれど、全力拒否。恥ずかしいから。
Macのひとつやふたつセットアップできなくてどうする、という意地もあるし。

帰宅してセットアップしたのだけれど何のこともなく完了。
基本的に適当にタッチパッドを押下げていれば良い。
Windowsよりも懇切丁寧かも。よく出来てますね。
いきなりOS自体のアップデートが来たのは面食らったけども。

初のSSD搭載機ということもあり、何もかもが早い。
逆にiMovieの起動などで一拍待たされるとアレ?と思ってしまう。
それでもHDDに比べたら異次元の快適さ。

これがApple傾倒への嚆矢となるのか否か、というところ。

2014年6月2日月曜日

Pelican case CE1150

iPhoneを買ったからには、やはりケース。
上等なプロダクトデザインであるiPhoneにとってつけたようなケースを被せるワケにはいかない。

基本的にモバイル機器にはOtterBoxが有力候補であり続けてきた。

が、今回はペリカンです。
ペリカンケースCE1150です。

モノとしては上下分割型の嵌め合い式。
iPhone本体を挟み込めば固定される。
構造は二重になっており、外側が樹脂で内側がシリコン。
耐衝撃を謳うケースとしては一般的か。
手触り感はペリカンケースよりペリカンライト系の材質感。
なかなかよろしい。手触り感は重要。

二重の構造。バチッと嵌めると外す気がしなくなる。


















しかし、このケースは高い。非常に高い。
アマゾン経由で並行輸入品を買ったのだけれど。
早く欲しかったもので。
これで裏面にPELICANの銘が無かったら絶対に買わない感じ。
下部パーツ内のMade in CHAINAも勘弁してくれって感じ。
ブランド盲信が危ういことだと想うのだけれど、やっぱりペリカンだからこその信頼もある。
ペリカンは信者を逆手にとったような商売はしないと、これまた信じているのだけれどね。

まあ、いいんだ。品質管理さえしてれば。


ペリカンケースを付けた状態のiPhoneを見ていると、やっぱりこれは紛れもなくペリカンなのだと分かる。
特徴的なリブがあるワケでもないけど、佇まいがペリカンだった。

どことなくペリカンケース。

















結局、これが全て。


















保護フィルムには以前から興味のあったガラス製のものを貼った。
私はこういったフィルムを貼付るのが苦手なのだが、実に上手く出来た。
洗浄用のアルコールティッシュ、仕上げ拭きのクロス、埃とり用の粘着テープ、気泡を追い出すスクイーザなどフル装備の製品だった。
試しに、ということで安価なものを買ったつもりだが、ここまでしてくれるのか。
まあ、Ankerだしね。

Appleの軍門に下る。

ドコモにてBlackberry抵抗軍の一翼を担ってきたものの、遂に陥落。
性根の入ったゲリラとか強がりながら、あっけなく崩壊。

Blackberry購入後、満2年が経ち、月々サポートが終了。維持費が純増するという負の要素が重圧となった。
iPhoneのSIMフリー版をMVNOにて運用してはどうかと提案があり、潔く降伏したワケです。

SIMフリー版のiPhoneはアップルストアで購入。
アップルケア+も付帯させると購入価格は10万円を超える。
ここで初めて消費税8%の残虐性を知ることになりましたね。高ッ。

アップルストアという場所は店員さんが異常に多い。
が、客も負けじと多い。
そして、対応のバランスが良いですな。
声掛けはされるけど、しつこさも無いし。
分からないことはしっかり答えてくれる。

さて、モノとしてはiPhone5S。
モデル末期の予感もするけれど、次期モデルは大きくなるという下馬評もあり、またこういった買い物は半分以上は勢いなので気にせず。
第5世代のiPodTouchを使っているので、なにも変わらない、に近い。
今更、特筆すべきこともなし。
完成度は非常に高いし、実に洗練されている。
没個性だとか、自由度がとか、主にパワーユーザーからは槍玉に上がりがちだが、パッケージを含めた製品としての練り込み度合いは極めて高い。

肝心のMVNOは“ぷらら”に。
ぷららモバイルLTE 定額プラン、というやつですな。
これで2000円くらい。
試用してみて通信料によっては1000円くらいのに変えてもいいな、と。

このプランだと一日の通信量の閾値が100MB。
一ヶ月で3GB。
これを超えない限りはLTEのフルスピードが可能。
といってもベストエフォートだけども。
超えると大幅に制限が掛かる模様。

アンテナピクト表示に対応してないようで受信強度は不明ながら接続は出来ている。
日毎、制限値を気にしながら過ごすのはイマイチな気に食わないのだけれど、冷静になってみれば日中は仕事しているし、帰宅後はタッチがある。実はあんまり使わないよね、と納得。

しかし、MVNO各社がこういう料金体系なのだから、キャリアももう少しなんとかならないものかね。
勿論、回線間借りの商売であるMVNOとインフラ自前のキャリアでは違うのは分かるけどさ。

なんにしても、遂にiPhoneに移行してしまった感があるのです。

2014年5月19日月曜日

NC700X COZYシート

COZY(コージー) LITE-S NC700X専用コンプリートシート 77676

NC700Xに於けるシートの問題は速くから情報を得ていた。
いわゆる「前滑り」である。
乗車中に着座位置が前に前にズレていき、最終的にはダミータンクの後端で股間を圧迫するようになる。
その都度、着座位置を後ろに直すのだが、これが地味に面倒。
私の場合、しっかりニーグリップしたいと思った時に座り直すことが多い。
この原因はシート自体の傾斜と材質にあるようだ。
今までのバイクではシートに大きな問題を感じたことはなかったが、今回は看過できない。
まだ新車パワーが残っているうちにコストを投じていきたい。

で、先人たちのレビューからDAYTONAのCOZYシートが良いのは直ちに判明した。
しかし、もうちょっとカッコイイのはないかと欧州系のメーカーを探索したのだけれど、まああれですわ。シート高が高くなるんですわ。短足用のはないんですわ。
せっかくLDモデルにしたのにシート高を上げてしまっては本末転倒。
ということで、大人しくCOZYシートに決。

アマゾンで注文して中1日で到着。

取付は迷うところなし。
ゴムダンパーの取り外しが固めだけれど、グリグリっとしていれば取れる。
このゴムダンパーはCOZYシートに流用するのだけれど、説明書に書いてある通り外したらグリスを塗って、嵌める時に小さ目のマイナスドライバーで押し込むキッカケを作ってやればすんなり入る。
15分程度の作業ですな。

で、乗ってみる。
シート自体の傾斜は元々感じてなかったというか。違いが分からなかった。
が、まるっきり違いますね。
滑らない。
しっかり座れてる感あり。
純正よりは硬い印象もあるけど、気にならないかな。
次のツーリングでは長距離耐性も気にしてみます。

一点、気に入らないのは表皮が浮いてること。
こういう造りのシートもあるんだけどね。
ピッチリと張り付いてるのがお好みなだけです。

いずれにしても、不満を解消する、という点に於いては完璧。
もっと早く買っておけば良かった。

2014年5月12日月曜日

Flash Air

東芝 無線LAN搭載 Flash Air Wi-Fi SDHCカード 8GB Class10 SD-R008GR7AL01 4904550894378

こういうモノがあるのは知っていたけれど、フィルムカメラ時代の呪縛なのか撮った写真を即時にタブレットなどの大画面で確認したい、と思わなかった。
光と影の一回性(田中長徳さん)、なんて言えるカッコいいカメラマンじゃないんだけどね。単に必要を感じてなかっただけ。

しかし、以前から取り掛かっている野暮用では、撮影直後に写り具合を依頼者に確認して貰いたい、貰った方が話が早い。

ということで、そうするにはどうしたら良いかと考えていたら、FlashAirを思い出したワケ。

枕元専用タブレットであるYogaPadもあるし。
これをX100と組み合わせるのですな。

届いたのは海外パッケージの8GB。
開梱して、そのままX100へ差し込む。
Androidタブレット側には予め専用ソフトを導入。
X100の電源を入れて、タブレット側のソフトを立ち上げるとFlashAirの検索が始まる。
見つけ次第、パスワードを要求されるので英語説明書に太字書きしてある12345678というのを記入。
一時の逡巡の後接続完了。
そのままX100で自分の膝小僧なんか撮り、タブレット側で更新ボタンを押すとフォルダの中身が表示される。
画像を触るとタブレットにダウンロードされ、拡大表示可能。
ダウンロードの速度は、まあこんなものかな?という感じ。
よほど慌てた状況でも無ければストレスは感じないかと。

また、ソフト側の設定で更新も自動にできる。
これだと撮影後、一拍置いてサムネイルリストが更新される。
当然、タブレットへダウンロードしたものは任意の場所に保存も可能。
SDカード側の画像も消えたりしない。

事後の感想としては“面白いかも”
無線技術の進歩はなんだか凄いねぇ、とも。

簡便な手続きで、こういった魔法めいたことが出来るのが正に技術!って感じがする。

2014年4月28日月曜日

ナメクジ殲滅戦2014 スラゴとなめくじドライ

連中が活動する時期となりつつある。

今年のベース戦略は当然、スラゴ。

昨年、冬の入りに散布したスラゴは随分と長い間、表土に留まっていたが、
知らぬ間に消失していた。もう寒かったので連中が食べたのではないだろう。

さて。作戦は以下。
連中の隠れ場所・食糧になる雑草を枯らします(除草剤)

とりあえずスラゴを散布することに。

ならば!
スラゴ大人気!食べる食べる!ダンゴムシが!!
美味しいんですね。スラゴ。
ナメクジよりもダンゴムシが集ってますな。

肝心のナメクジも散見され始めております。
まあ、あれですな。出始めのナメクジのデカいこと!
とはいえ、スラゴも食べてます。
食後についてははっきりとは分からないけれど、
額面通りの効能があるのなら、地中に戻った後に死亡するはず。

で、スラゴ散布というのは地雷のようなもんです。
食べなきゃ効かない。当たり前。
直接目撃したナメクジを殺したい場合には役に立たず。
こういった地道な掃討も絶対数削減には一定の効果があると信じたい。

ということでダイレクトアタック系の薬剤を吟味。

ナメクジの特徴を整理しておくと:
●噴霧された薬剤を体表層ごと“脱ぎ捨てる”
●有効毒に接触すると速度を増して脱出。
●一見、動きが止まったように見えても水分(雨)に触れると復活。

液体系の薬剤はこの特徴と相性が悪い。
散布界を広くせねばならず、効率も悪い。
また忌避効果を謳う製品が多いが、ナメクジは脚面の粘液の上を這っているのでイマイチ効果が薄い。
*全て個人の感想です。

ちなみに、ナメクジの誘引効果として最も高いのは同じナメクジの死体だと思う。
薬剤処理せずに潰したりして殺すと、数時間後にはそこに新たなナメクジが。

しかるに、一瞬で動きを止め、速やかに毒殺できるモノが望ましい。
選ばれたのは「なめくじドライ」

ムース系の噴射タイプ。
小林製薬の「きずドライ」みたいなものかと思ったらちょっと違った。
噴射後直ちに非常にキメ細かく発泡する。
噴射範囲はかなり狭い。ピンポイント噴射。よく狙え。
そして!ナメクジの動きが一瞬で止まる!
謳い文句に偽り無しの清々しいまでのパフォーマンス。

体表層の脱ぎ捨てを試みる猛者(ナメクジ)もいるが途中で止まってしまう。
基本的にナメクジ全体を覆うくらいに噴射するよう推奨されているが、
そこまでは必要ないかも。
どちらかというと頭部から全長中程までで効く。
今まで、薬剤を浴びたナメクジの七転八倒をぼんやり眺めて死亡確認してたけど、これは違う。

欠点としては値段の割に容量が少な目というところか。
一回の噴霧量は大したことないけれど、何しろ数が多いからね…。

正に必殺の威力。
憎悪の鉄槌として、これほど頼もしいものはない。

スラゴとなめくじドライで今年は奴らに地獄を見せてやろうじゃないか。


2014年4月23日水曜日

BlackBerryBold 9900 足掻き

外装交換で一新、決意も新たに継続使用を誓い、ケースを新調することに。
紆余曲折を経て、RIM純正ケースに落ち着いたものの、何か付加機能が欲しい。
ということで、バッテリー内蔵のケースを発見。これだ。
アマゾン経由とはいえ、発送は香港から。
“ledの家”なるおよそ企業名とは程遠く機械翻訳の罪と断じたくなるメーカー?商社?に発注。
納期がかかる旨記載されているのだけれど、完全に忘れて、ふと思い出して、ついには諦めた頃に到着。

太ましくなります。


















これは嵌め込み型のケースにリチウムポリマー電池が内蔵されている製品です。
容量は2000mAとなってますが、どうなんでしょ。
というのも、電池半減状態となったブラックベリーに充電を掛けてみると、
どうにも充ちてないご様子。
現状を維持するので精一杯てな感じ。
ケース側のボタンを長押ししてアクティブモードが云々と説明書に書いてあったけど…。
裏側のインジケーターが青く発光するのはカッコいいけどね。

背面。青LEDの電池インジケータ。


















全面液晶の横並びのスマートフォン全盛にあって、
異色異端なブラックベリーを更に際立たせるには良いアイテムでした。

そういえば。
ブラックベリー標準のブラウザがあまりにもアレなんせオペラを常用してたんですな。
本家オペラ自体が霧散した感じがして、もう更新もされないかと諦めていたらば。
唐突に更新されて、使い勝手が上がりました。これは地味に嬉しい。

どう考えても、ブラックベリーが復興することなくこのまま滅亡するのだと思う。
限界を感じつつも足掻き続ける、性根の入ったゲリラみたいなもんですな。

2014年4月16日水曜日

ストロボを無線接続

YONGNUO製 ラジオスレーブ RF-603C3 キャノン用セット 1Ds/5DMarkII/7D/50Dなど対応

という謳い文句の製品。

カメラのホットシューとストロボ(フラッシュ)の双方に取り付けて無線接続。
カメラ側からの操作でストロボ発光できる、というものですな。
プロ用途なんかはもっとそれらしいのがあって、難しい調光なんかにも対応してます。
これはそんなもん関係ないよって人向けの撃つか撃たないか、だけの単純な機能。
その分お安い。

ちと野暮用があり、X100(Fuji)で変わった方向からフラッシュを当てて撮影をする必要がありまして。
その時に使うつもりで購入。
X100はホットシューあるけれど、この製品は対応状況不明。
まあ、対応しているとされる7Dも持っているのでいいか、と購入。

結果、X100とキヤノン製スピードライトの組み合わせで発光した。

で、これ自体の話。
説明書は英語と中国語のみ。
とはいえ、特段参照しなくても使える。
電池ボックス内のディップスイッチで適当にバンド設定。
あとは電池入れて使うだけ。
ただ、一発目はなんだか同期しなかった。
二発目からは大丈夫。
事前ペアリングじゃなくて電波発信しながらペアリングしたのかも。
(ちゃんとペアリングする機能があるのかも知れないけど)
シビアな条件で使うモノでもないので、ここらはご愛嬌で許す。

製品自体は中国製と明記されており、品質感はそれなり。
単機能の製品なので、全く以て十二分です。


2014年4月3日木曜日

DARKSOULS II

ゲームって良いですね。
スマートフォンでゲームをする人々が多い時代ですが。
落ち着ける場所で、腰を据えてプレイするスタイルこそゲーム体験じゃないかと思います。

本作はそりゃもうそこら中でレビューも攻略も成されています。
今時珍しい正統派のファンタジーではないかと。
某国産ファンタジーは脱線、逸走した感が強く興味を失い、
元々洋ゲー志向が強かったところで、純国産ながらハードな世界観の本シリーズに惹かれた、と。

毎回、難易度の高さに閉口しながらも楽しめるのは、やはり世界観。
露出過多の美麗な女性が大活躍するような世界観もある意味ではファンタジーなんでしょうけれども。
もっとこう殺伐とした感じがお好みなワケです。
とかく難易度が取沙汰されてますが、やはりそれは高い。
これは本シリーズの特徴として設定されたものですが、その実、よくよく考えられていると思います。
もしくは絶望的に高難易度であることを、そのシリーズ初作から刷り込まれ洗脳されているのかも知れません、私が。
にしても、私のような中年で反射神経も動体視力も弱まっているプレイヤーでもなんとか進めるようになっています。要するに下手糞でもなんとなる。
ということで節点を超えた時の達成感は昂ぶる雄叫びではなく、溜息になりますが。
しかし、節点を超え、新たなエリアへの道が拓ける、という世界の広がりには年甲斐もなくワクワク感があります。
世界の説明は最小限ですが、作り込まれたビジュアルから世界の背景を推測(妄想)するのも一興です。

今作も早々に倒せないボスに巡り合い詰まり気味ですが、他ルートを進んで楽しみつつ。


2014年2月24日月曜日

NC700X TUTORO チェーンオイラー取付

随分と間が空いたが遂に取付。

NC700X 購入前の熟考(チェーンオイラー)
TUTORO チェーンオイラー(購入)
TUTORO チェーンオイラー(到着と検分)

説明書は英文のみでyoutubeの動画を見ながら取り付けてね、というのが基本スタンス。

オイラー自体が汎用品なので車種毎に厳密な取付方法があるワケではない。
個人の責任と裁量でどこにどう搭載しても良いのだ。
但し、オイラー本体というかオイルタンク部の傾斜については制限があり、大きく傾けて取付ることは禁止されている。
また、当たり前だけど重力式なのでスプロケットより高い位置にしなければならない。

TUTOROはマイナーなのか海外フォーラムでも情報が少ない。
唯一発見したNC700Xへの取付事例写真を参考に取り付けてみた。
というか、実質ここにしか付かない。
ここにしか付かない気がする
















ということで、オイラー本体ともいうべきタンクは左タンデムステップの近傍に取り付けた。
万が一、タンデム者が居た場合には足と干渉しそう。
とはいえ、原則的には一人でしか乗らないので問題無しに。

ホースはスイングアーム下側を這わした。
ホースはスイングアームにインシュロックを回すのと見た目が悪いので、電線用のケーブルハンガーを使用。
径が合わないので、ホースを固定した箇所はブチルゴームテープでクリアランス調整。
ケーブルハンガー付属の両面テープだと強度的に不安なのでテサ(tesa)テープに貼り替え。

電線用のケーブルハンガーです。パチッと閉径できるタイプ

















オイルは何を入れようか迷った挙句、ホームセンターで物色してチェーンソーオイルを選択。
粘度的にはこれが良さげ。あんまりサラサラでもいけないかと思いました。
まだチェーンルブが効いているので、かなり絞った設定にしておいた。

300円くらい。
















で、初回のみ本体バルブ全開、上下するバルブを上げっ放し(開)にしてオイルを先端まで巡らせる。
滴下を確認したら、バルブは1/4開まで戻し、タンクを復旧して終わり。

むにょーん、と出る。
















あとは走り出すだけ。
と、言いたいところだけれど、注油ホースの先端はスプロケットの極近傍である必要がある。
ホース先端部分にはホース内に針金(赤いの)を仕込むようになっている。
これの形状保持力を利して、ホース先端の位置を固定する仕組み。

先端部分はこんな感じ
















これが、やや不安。
試走が不可欠。
まあ、試走してみたら大丈夫そうでしたけども。
こんなもんがチェーンに巻き込まれたら大変です。

さて、TUTOROの実力や如何に。



2014年2月17日月曜日

ストーブを買う気。

暖房機器としてのストーブはもう買ったので。
いわゆるコンロ、キャンプなどで使う調理用ストーブですな。
が、今現在の私はキャンプにも行かないし、登山もしない。
では、なぜ買うか。
先ずは物欲。
そして災害用。

この手のモノは“選びよう”が広く深い。
活躍する場所はお手軽なキャンプ場だったり、生死に係わる極限状態かも知れない。
どんな状況でも確実に機能することが大前提ですな。
そして、こういった冒険の匂いがするアイテムを選ぶ場合は、
自分が何者でありたいか、ということを想定・妄想しながら選ばなければならない(そうしたいだけ)
・バイクで行くキャンプをするかも。
・車で行くキャンプをするかも。
・大規模災害でガス、電気が止まることがあるかも。

まあ現実にはこんなもん。
つまり、あんまり使う機会が無いってことですな。
これ、実は意外と重要な選定条件。

で、個人的な思想。

・使用燃料には汎用性を求めたい(災害時要件)
・コンパクトであるに越したことはない(持ち出し時の要件)
・モノとしての完成度=安全性を重視(物欲、所有欲要件)

使用燃料の汎用性とは液体燃料なら無鉛ガソリン(車とかバイクの)は最低でも使いたい。
灯油も使えれば尚、良い。これは今の環境から。
ガス缶はいろいろとメーカー毎にあるけれど、ある程度融通が効けばそれで良し。

さて、例によって先人たちのサイトを巡って検討してみる。
登山をする人、バイクツーリングの人、キャンパーの人、多くの機器に多くのレビュー。
いわゆる使い勝手を評価するにあたり、火力調整に言及されている方が多い。
とろ火が使える機器もあれば、全開か消火しかない機器もあるようだ。
私が過去に接してきたストーブは火力調整が出来るものばかりだった。
とはいえ、鍋物を調理する訳でもなく湯沸かしか炊飯程度。
炊飯に関しては火力調整というより火から遠ざける方法で調整していた。
しかし、重要視しないにしても、火力調整は出来た方が良い。
これで、ある程度の数のガソリンストーブが選外となる。

現実的には入手性の問題もある。
本体は勿論、消耗品なども一定数用意しなければならない。

さて、あれこれ楽しく悩んでいるとプリムスのオムニフューエルが筆頭候補となった。
詳細はネットにたくさん情報があるので省略するが、
なにしろ、名前の通りガスでも液体燃料でもなんでも来いの万能ストーブ。
名の通ったメーカー製であることも安心感がある。
最近は中国ブランドのストーブも結構あるけども。
スペック上は理想のストーブ
















このオムニフューエルの問題は本体の入手性。
先ずはAmazonということでチェックしてみたら、普通にInterNationalShipping可でした。
拍子抜け。
なんだよ。
これ買いますわ。
国内でも並行品なんかはアマゾンで買えるみたいですね。ちとお高いけども。

と、ここまで来て思い出したように倉庫を掻き回してみる。
やっぱり一台だけ残ってましたね。
コールマン フェザーストーブ 442-454J PEAK1 アンレデッド。
約20年前に購入して、その手軽さから一時期は常用ストーブとして活躍。
アウトドア以外にも室内で鍋をする時に使ったりして。
燃料は常にガソリン(赤=車両用)
かといってジェットが詰まるワケでもなく丈夫なストーブでした。
しかし、このストーブはとにかく錆びる。
今回、発掘した状態も錆び錆びでした。
表面錆はともかくピッチングを起こしてる錆もあったりして。

まず、撒き餌用の四角いポリ容器にサンポールを二本ほどぶちまける。
そこに分解したストーブを漬ける。
特に酷い本体下の“脚”は動きもしないくらいの錆。
とにかく、あまり深く考えずに漬け込みます。
本当はパッキンを大いに痛める可能性があるのでそれっぽいところは漬けず。
数分もしないうちに泡がモリモリと出てくる。
それを眺めている間に重曹を溶かした水をバケツに用意。
小さい部品は10分もしないうちに、錆が酷いものは30分くらいで重曹水にシフト。
よくよく転がして中和します。
中和しないとターニング起こって錆が除去されたところが猛烈に錆びます。
自然乾燥させ、バイクからガソリンを抜き注入。
加圧ポンプもヘタリ気味だったのをオイルで誤魔化して加圧。
無事点火。
が、なんだか炎が赤め。ガソリンの時はこうだったかな、と思いつつ。
まあ、火力的には充分で湯も沸かせるし、加圧ポンプの部品も注文。
一件落着。

ではなくて、やっぱりこれは予備機であって本命はオムニフューエル。
しかし、コールマンの手軽さも良いねぇ、と思う。
激しく錆びる素性が改善されればなぁ。
ガソリンストーブの普及でコールマンが果たした役割は大きいと私も思う。
ややっこしい点火儀式を経ずに確実に点火できる、というのは偉大だ。
コールマンストーブを愛用してきた人々に向けてプレミアムなストーブを出してくれればいいのに。

ということでオムニフューエル本命ながらも、最近のコールマンも見てみようと思うのです。
従って、現時点では何も買ってないのです。いや加圧ポンプの部品は買ったけど。

2014年2月14日金曜日

一新、BlackBerryBold 9900

唯一無二の存在として愛用していたものの、BB社自体が消滅しそうな気配の昨今。
Q10はトラックパッドが無くなったのが気に食わないけど、そそられる。
しかし、国内では正規の取扱い無し。
ただでさえ、及び腰のドコモの英断なんか待つだけ無為。

Q10のSIMフリー機の運用も何度も考えたけれど、やはり障壁高く断念。
キャリアメールが使えないってのも大きな問題。
今更キャリアメールも糞もないかも知れないけれど、携帯は一台でやりくりしたいのだ。
個人的にはスマートフォンなのだから、全てが一台で完結すべきと思う。

で。
次世代機種への渇望を満たしそうな存在がVAIO PHONE。
WP機らしいのだけれど、それはどうでもいい。
QWERTYキーボードを搭載してきそうな予感がする。
というか、以前に没になったSONYのWP機はスライド式のキーボード載せてたので…。
とか言っていたら、VAIOブランドが売却。
どうなる、VAIO PHONE。
しかし、ドコモはBBユーザの受け皿をどう考えているのか。
まあ、私が社長だったら考えないけどね。切り捨て。iPhoneでも買っとけ。
BBユーザは既に難民化しているのだ。
BISが止まったらハシゴを外されることになるが、それはまだ先。

ドコモショップに行って今時の端末を眺めてみる。
XperiaZ1f、小さいらしい。Z1との比較では。が、デカいよ。
iPhone、サイズ的にはいいね。Touchユーザでもあり親和性は高い。
これくらいしか候補がない。そして、そのいずれもが高い。

結局、路頭に迷った格好のライトBBユーザである。
そういや、我がBBB9900もくたびれてきており、キーも一部おかしいような気が。
地元のドコモショップはレベルが低過ぎるので、知り合い経由で隣市のドコモショップへ。
いわゆる外装交換、修理という形でお願いしてみた。
待つこと三週間。
正に新品となって帰ってきた。
なんと基盤に割れがあったらしく基盤も交換。
お陰で製造番号も変わってしまい別の端末に。
要するにバッテリー以外は全部交換されたワケだ。
ほぼ新品となったが、どうも液晶の色味が違う。
青っぽいというか、表示色が冷たい感じに。
まあ、これはこれで良さげなので納得することに。

ともあれ、これであと二年は抗える。
一新して新品状態に。美しい。

















2014年1月27日月曜日

石油ストーブ

コロナ(CORONA) 石油ストーブ 対流型 (木造17畳まで/コンクリート23畳まで) SL-66F(W)

10年前と比較して灯油って倍くらい高くなってる。
それでも、灯油のストーブってのは温まる。
寒がりなので、灯油ファンヒーターもあるし、ナショナル製の小さ目ストーブもある。
もちろん、エアコンも。
そんな中で、更に温まりの初速を上げる目的で購入。

まずはデカい。
初期点火時はかなり色々と要らないものも燃えるようで臭い。
これはすぐに収まるけれども。

そして、暖房能力は高い。
熱気が立ち上る。
載せたヤカンの水もすぐに沸く。
そして、明るい。
オレンジ光が眩い。

で。
問題点はというと。
タンクが小さい。
代替、10L入る。これだとのべ10時間くらいの燃焼。
燃費が悪いのは構わないけど、連続可使時間は倍あってもいいかと。

燃焼制御がムズい。
燃費を気にして、ダイヤルを絞って調節するのだけれど、
火を小さくしたつもりが、しばらくすると大きくなってたり。
かといって、あんまり絞ると臭いが出てくる。
火力の下限位置にセットポイントがあればいいのに。

可搬性に難。
本体は10キロ程度なので成人男性なら特に重いとは感じない。
取っ手も付いてる。
しかし、本体の台(つば状)が大きいので持ち上げてカニ歩きしないといけない。
これが意外と難儀なのだ。
給油ポイントである勝手口まで移動するのにヨタヨタとカニ歩き。
まあ、この台があるから絶対に転倒はしないだろ、というどっしり感がある。
しかしキャスター付の台でも作ろうかと思案してみたり。

色々と不満はあるものの、温めるという基本性能は十二分に達成している。
エアコンの暖房も最近のは高効率だし、よく暖まるのだけれど、
ストーブの温かみってのはちょっと系統が違う感じ。
しかし、ストーブって単純なだけに安い。ここもポイント。



UPS

オムロン 無停電電源装置(常時商用給電/正弦波出力) 350VA/210W BY35S

無停電電源装置ですな。
停電になって商業電源(まあコンセントからの電気)が無くなった時にバッテリーで短時間ながらも給電して機器を正常に終了させる時間を稼ぐ装置。
主にパソコンに使う、というか私はパソコン用として購入。

一点、下調べ不足だったこと。
UPS自身の定格を超えると警報が鳴る。これは分かる。
この状態で停電になったら代替機能を果たせませんよ、という警告ですな。
が、警報鳴動後、何を思ったかUPS自身が切れてしまう。給電しなくなる。これはどうなの。

要するにパソコン繋げて、ちょっと試しにPS3も繋げて起動してみたら、ピーピー鳴るので、ああやっぱしダメなんだと苦笑いしてたらプツンッと切れちゃった。当然、パソコンもPS3も瞬断です。機器の性質を考えれば当たり前のことなのかも知れないけどね。
ちょっと腑に落ちないというか。なんだよ、って気持ちにはなる。
家庭用として使ってる方も多いと思うけど、もうちょっと優しくして欲しいなぁ。

とはいえバッテリーの寿命も長く、廃棄に困るバッテリーの処分も依頼でき、どっかの馬の骨みたいなメーカーみたいに交換用のバッテリー供給に不安があるワケではない。こなれた感じのする安心できる製品ですな。



光るケーブル

ELECOM 光るmicroUSBケーブル 0.8m MPA-AMBEL08シリーズ

マイクロBの端子を持つ、いわゆるスマートフォンなんかに繋げるケーブルです。
ケーブルは柔軟性に欠け、ひねり、捩じれが堅い感じです。
というのも、ケーブルにLEDが仕込まれているからですね。
私が買ったのはケーブルが黒で発光色が赤というタイプ。
ケーブルが白で発光色が青というのもある。

で。
特別な性能があるワケではなくて見て楽しむモノです。
スマートフォンの充電に使ってるんだけれど、電池が減っている時は光の流れが速いような気が。
満充電になってトリクル状態となっても断続的に電気は流れるワケでその時も光るのだけれど、その時はジワっとした動き。
これらの発光ギミックは普通の部屋の照明下だとあまり見えない。発光自体強くないってこと。
部屋の電気を消して立ち去る時に振り返ると、ちょっとサイバーかな、という感じ。
なんてことないイロモノなのだけれど、電流を可視化してるっぽいのは面白い。



2014年1月14日火曜日

ペリカンライト 3715

PELICAN 3715 LED Flashlight

結局、これを買ったのだ。

注文から約2週間で受領。

開梱してみての第一印象は「デカい」
思ったよりデカかった。

このライトは形状的に手持ちの場合は鷲掴みになるのだけれど、
私の手だとやや持て余す感じ。

電池を投入するために、底部のカバーを開放する。
サイドワインダーと同じようなワイヤーの脱落防止機構付のカバーになる。

単3×4本を入れようとして内部を窺うとライト正面いっぱいに広がる基盤。
複数モードのライトとはいえ、何を処理する為なんだ…。
仕事柄、防爆ライトもあれこれ使ったことがあるが、内部的にはシンプルだった。

写真上側がライト正面。一面、基盤です。
















リフレクター部を外して内側を見てみると分かるが、やたらと頑強そうなフレームもある。
軽量化とかコストダウンとかを顧みない清々しい造り。これぞペリカン。

照射性能は気にしてなかったが、かなりスポット系の照射パターン。
メインのLEDの強弱、砲弾型LED×3のみ、メイン強の点滅、の4モード点灯。
砲弾型LEDは照射方向がかなり下側に振られていて、正面に向けて保持した場合、
足元を照らすようになる。メインが点灯している時は常時、砲弾型LEDは点灯する。

写真右側が上。
















スイッチは頭頂部に一個。
これにはバッテリーインジケータも表示される
インジケータは3灯式でブリンクすると20%以下となる(そうだ)

これで20%以下の状態。インジケーターは消灯するのではなく緑色っぽくなる。
















背面には鋼製のクリップが装備される。
かなりキツめではあるが、ライト自体の重量を考えれば妥当なところ。
クリップの上端にはリングも付けられている。

愛想はないけど、質実剛健
















メーカーとしては胸や腰にクリップで取り付けることを想定している。
当然、そのようにも使うのだけれど、日常では鷲掴みが通常スタイルとなりそう。

なにより、このライトは「置いて様になる」のだ。
目覚まし時計のような形状だし。
末広がりっぽいデザインとペリカンらしさの補強リブが融和している。
玄関の下駄箱の上に、ベッドサイドに、机の上に、どこに置いても様になる。
(妄想上の)フィールドテストをクリアし、実利を追求して購入したのだが、
置いても様になる、などと愛でるところが信者たる所以か。

相も変わらずペリカン