2015年6月28日日曜日

夏のシャツ。

夏になると悩ましいのが汗対策。
特に野外で行動すると発汗の処理は大きな課題になる。

汗をかき、その水分が衣服に湿潤し、水分が気化する過程で体表の温度を奪い、時として過冷却となり体調不良の遠因となる。
一般的にはこんなことが言われている。

私は汗かきなので、夏服はあれこれ試してきた。
近年では実に様々なTシャツが繰り出されている。
エンボス加工で体表への接地面を減らして汗で湿潤したシャツのへばりつきを抑制したり。
特殊な編みで通気性を高めたり。
繊維自体に透湿性を持たせて汗を積極的に蒸散させたり。
繊維のテクノロジーも正に日進月歩なのである。
が、私にはどれもこれもイマイチだった。
敏感肌であるということも災いしているのだが、結局はコットン製で安価で頑丈なヘインズのビーフィーを愛用している。
結局、コットンの着心地に勝るものはないのだ、というのがひとつの解だった。

が。物は試しでふと購入したモンベル謹製の夏対策シャツである「クールT」に劇的な性能差を感じた。

モンベル謹製 クールT


ちょっと暑いときに軽く運動しても涼感を得られるのは当たり前。
脇のサイド部分(色が違うところ)がメッシュ(といっても透けない二層メッシュ)になっていて汗の蒸散を促進するのも、他のスポーツメーカー製シャツなんかにもある。
妙に薄い素材である“ウイックロン クール”なるものも名称こそ違えど他と大きく違わない。肌面を凸凹させて肌離れを良くするコンセプトもありがち。

じゃあ、そこらへんのシャツと同じかと言えば違う。
上記のように謳い文句は他と同じようなものなのだけれど、それぞれが謳い文句通りに機能している。
スペック通りに全てが機能を発揮している。
コットンに負けない着心地、僅かな風も感じられる通気性、汗の抜けが良い透湿性、濡れてもあっという間に乾く速乾性。ありきたりな性能なのに、その完成度は高次元。

特に感じられるのは背負いものがある時。
リュックの背負い面は負荷を均一にしようとパッドなどで工夫されている。このパッドが夏は敵になりがち。
背負いやすいけど、暑いのだ。
このクールTは、上手く背中と背負い面の熱溜まりを処理してくれる感が強い。

このクールTは若干高価である点が悩ましいが、妙なブランドバリューを負荷されてもいないし、性能は額面通りだし、これはもう買い足さずにはいられないのである。

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