2013年4月11日木曜日

電卓②

HP 15c 関数電卓 復刻版

※英語のサイトです。


32SIIを買って生涯使うと決定した。
(自分の中で)究極の電卓を求める意欲は一発で消え失せた。というくらいに32SIIには満足した。
つまり、電卓関連のブックマークを削除し、その方面へのアンテナを畳んでしまった、ということです。

しかし、32SIIは会社で使うために会社に置きっぱなしになっている訳で自宅には電卓がない。勿論、ありはするのだけれど、“普通の電卓”しかないという意味です。携帯電話にもスマートフォンにも、なによりPCにも電卓は機能としてあるのだけれど、そういうことじゃないんです。hpの電卓が欲しかったのです。書いてることが矛盾に満ち満ちていますね。それでも自宅で計算する機会が少なかったため、物欲は湧かずに過ごす。

2012年になってhp15cの復刻版の存在を知ってしまった。キッカケがなんだったか忘れてしまったけれど、事後的には巡り合わせとしか言えない。
存在を知った時点では、既に予約開始やら予約中止~再開など発売当初の混乱とでもいうべき一連の流れが終わった後。hp電卓を現役で取り扱っている神々しい会社であるジュライさんのサイトを見て出遅れ感を痛感する。この時点で買う気満々な訳です。理由はあれこれあるのだけど、そんなもんは全部後付けです。どうでもいいんです。
では買おうじゃないか。出遅れたのならば、オークションでも転売屋でもなんでもいい。あらゆる手段を駆使して、と意気込んだもののアマゾンで普通に販売されていました。今も売ってるっぽい。

レトロな印象もあるけれど、これは機能美であると主張したい。

hp15cは横長のボディが今時の電卓にはない特徴になっている。ボディの質感も剛性感に満ちていて、キーのタッチも悪くない。あちこちのレビューでも指摘され、ジュライでも反応があるファンクションキーのグラつきは確かにある。なんだかポロりと取れてしまいそうな気もする。が、我慢できる。

機能的な部分は詳しい方がレビューされているので省略。

hp電卓を好む理由のひとつにキーの打鍵感があるのだけれど、15cは32SIIのそれよりも若干劣る。あくまで私の感覚では。
サイズ的には32SIIよりもポケットへの収まりがいいので出張用電卓として、これまた後付けな居場所を与えることが出来た。

もうこれで電卓は生涯分はあるだろう。とは言いつつhp電卓の現役製品群を見ていると比較的安価であることも後押しして買ってしまいそうではある。


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